明日への Y E L L 【Y.chinen】 (ページ11)

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Aside

うちは昔から親があんなかんじだから、よく裕翔の家に行ったりしていた。

2人でお風呂入ったり、一緒に寝たりしてたなぁ、

なんて思い出が蘇る。

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裕｢はい、どーぞ。｣

『ありがと。』

そー言って裕翔はお粥を作ってくれた。

裕翔は凄いなぁ。成績も良くて運動神経抜群で更に料理もできるなんて…

私には考えられない←

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ｺﾂｯ...

『え……』

突然裕翔が私のおでこに裕翔のおでこを付けてきた。

裕｢まだ、熱あるな。ちょっと寝な。｣

『あ、うん…』

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なんでだろ、なんか胸がｷｭｯと締め付けられる感覚になった。

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ｺﾝｺﾝｯ

裕｢入るよ～｣

『どーぞ～』

裕｢冷えピタ持ってきたよ～｣

『ありがと。』

裕翔はほんとに気が利く。

裕｢ちょっと冷たいよ｣

ｸｯ…

私は冷たいのを我慢して冷えピタを貼ってもらった。

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私は寝てしまった。

リビングに降りると裕翔が置き手紙を残してくれた。

”しんどくない?大丈夫?もし、しんどかったら電話してね?すぐ行くから。冷蔵庫にお粥とゼリーあります。ちゃんと治せよ裕翔 ”

少し丁寧な字で書いてある手紙に、また感心した。

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裕翔のおかげで熱は治りました!!