ドラゴンが出た！ ページ14
尾刈斗中と試合をしたチームは呪われる、
そんな噂があるらしい。
新マネージャー春奈ちゃんの情報によると、試合中動けなくなったり、高熱を出して倒れたりみたいな事があったそうだ。
…まあ実際にはただの催眠術なんだけど。
みんなには頑張って貰いたいですね！
そして尾刈斗中との試合に向けて練習を続けるサッカー部。
中でも染岡は気合が入ってる…っていうかピリピリしてる。
突然試合に出た豪炎寺がかっこよくシュート決めちゃったらそりゃ悔しいよね。
必殺技の習得には時間がかかる。
でもどんな技にしたいかイメージ出来たら、きっと直ぐにその兆しが見えると思う。
私の必殺技は鉄塔の上から沈む夕日を見た時にインスピレーションが湧いた。
出来た技はライジングサン(昇る太陽)だけどね。
夕日っぽい技も作ってみようかな〜、なんて。
｢染岡くん気合が入ってるわね｣
｢気迫が凄いです！｣
｢そうだね〜｣
ここ数日、守は染岡に付き合ってシュート練をしている。そのおかげか、染岡の頑張りかシュートに力強さが増した。
いい感じじゃん！
染岡のシュートを記録につけていたが、ふと視界をあげると橋の上に豪炎寺がいた。
｢秋ちゃんちょっと行ってくるわ｣
｢えっ？う、うん、わかった｣
橋の丁度真ん中辺りに豪炎寺はいた。
じっとサッカーグラウンドを見ている。
サッカーがしたい。豪炎寺はそう目で語っていた。
｢やっほ、豪炎寺くん｣
｢！夜あ…灯か｣
｢呼びにくいならどっちでもいいんだよ｣
律儀かよ。
｢練習、見に来てくれたんだね｣
｢……｣
｢見てよ、今シュート打ってるヤツ。豪炎寺くんに負けられない！って頑張ってるの。中々いい感じじゃない？｣
｢…ああ｣
シュート、打ちたいんだね。伝わってくるよ。
でも夕香ちゃんが目覚めるまで出来ない。やっちゃいけない。自分だけ楽しいことをしちゃいけない。
…その気持ちは、ただの逃げだよ、豪炎寺くん。
黒塗りの高そうな車(リムジンかな？何でもいいけどめっちゃ光ってる)が私たちの傍に止まる。
そういやあったな、夏未お嬢様の喝入れシーン。
｢豪炎寺修也くんね。悪いけど調べさせてもらったわ。
………本当にサッカーをして欲しいと思っているのは誰かしらね｣
そう言うと夏未お嬢様は｢バトラー、車を出して｣と行ってしまった。
｢灯……俺、｣
｢おっけ、行こうか｣
みなまで言うな私は、サッカー部は君を歓迎するよ！
＿＿
時系列の改変とカットが酷い…すみません
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絢斗飛(プロフ) - ☆リズ★さん» ありがとうございます！更新頑張ります！また時間を作って見に行きますね！ (2018年7月11日 19時) (
レス) id: 5d844c32bd (このIDを非表示/違反報告)
☆リズ★ - とても面白いです。 作者様のペースで更新を頑張ってください。 私もイナズマイレブンの作品を書いてます。 作者様、良かったら読みに来てくださいね? (2018年7月9日 20時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢斗飛 | 作成日時：2018年7月9日 2時
