誘拐されました4【第三体育館組】

★番外編★〜黒尾デート編〜 ページ32

「ねぇ。美容院いこ」


黒尾「何で今？」


「こんな変な髪の人と出歩くと、変な目で見られる」


黒尾「」


今日は鉄朗と出掛けてます。


え？こう言うの、デートって言うんだって？


知らないな〜。


「今日は髪型を変えるのを目的に出掛けよう！」


黒尾「いや、普通にどっか行こうぜ」


私は、ぐだくだ言う鉄朗を無視して考えた。


すると一つの案が浮かんだ。


「温水プールなんてどう？！」


黒尾「別にいいんじゃね？」


「よし。じゃあ水着買いにいくか」


私が勝手にリードし、水着を買ってから温水プールに向かった。


*


私は白いフリルの水着を買った。


「着替えたけど……露出多くね？！」


ここまでは想定外だったなぁ。


鉄朗が来る前にプールに入って隠そう。


私はゆっくりプールに入った。


「結構温かい…」


黒尾「だよな」


「おぅああ！！？いつからいた？！」


すぐ後ろで鉄朗はのんびりしていた。


黒尾「いつって…。来る前からずっとだな」


「マジですか…」


鉄朗は私をまじまじと見つめた。


「な、なに？」


黒尾「お前似合ってるな」


やばい。照れる。


「鉄朗も…ん？！何か変わったと思ったら、髪が…！！」


黒尾「え。ズボンのコメントは？」


鉄朗の赤い無地のズボン見たって、なんも思わねぇーよ！


「髪がペチャってなっててカッコいいよ！！」


黒尾「お、おう」


「よしっ！忘れないように、温水プールからあがったら、縮毛かけにいこう！！」


黒尾「おい。話進めんな」


そのあと強制的に止められたけど、写真とったから私は大切にとっておくことにした。


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駄作者です。


日替わりデート的なやつありましたよね。


それの番外編忘れるところでした。


…あれ？言ってましたよね？！(二度見)


えー、あと月島も書いてくつもりです。


このお話も残り少なくなって参りました…。


最後までよろしくお願いします！！

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