百六十三話 ページ30
赤葦side
黒尾「なぁ赤葦。後でリビングこい」
黒尾さんはノックもせずに俺の部屋へ入ってきた。
赤葦「何でですか…?」
黒尾「おっと。勘違いすんじゃねーよ?むしろいいことしてやるつもりだ」
黒尾さんはニヤニヤして言う。
赤葦「よくわかんないですけど、わかりました…」
黒尾「そんな目で見るなよ。お前に譲ってやってんだから感謝しろ」
赤葦「…はい」
黒尾さんは全部知っている。俺のことも、Aのことも。
黒尾「んじゃ、絶対にこいよ」
赤葦「わかりましたって」
黒尾さんは出ていった。
…バカバカしいよな。歳の差あるのに。
でも俺はAのことはまだ好きだ。
いや、ずっとかな。
最近結構冷たい態度とってるけど、これには理由がある。
黒尾さんに打ち明けた時には、目をパチクリさせたが、協力するといった。
黒尾さんも好きな人だった人を俺に渡すために、協力するのは辛いんだろうな…。
赤葦「…」
黒尾さん。ごめんなさい。
俺、“一生”渡す気ないですから。
202人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きんぴらごぼう - 今までお疲れしたーーー!!楽しい時間を過ごさせてもらいました。お疲れさまでした!!新作も頑張ってください!! (2016年1月11日 22時) (レス) id: 4ba2e369b2 (このIDを非表示/違反報告)
トルティーヤ - 瀬見君イケメンじゃんよ…私も思いました(笑)こちらこそお世話になりました!!赤葦も楽しみです!!では、続編へ「レッツラゴー」してきます。本当にありがとうございました!!そしてお疲れ様でした!!では続編で (2016年1月10日 21時) (レス) id: cf55a3ff2e (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 歩実さん» いろいろ変な点もあったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました!! (2016年1月10日 16時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - アイリータさん» この作品をいままでありがとうございました!最後まで書きあげられたのでよかったです!! (2016年1月10日 16時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
歩実(プロフ) - お疲れ様でした!凄く面白かったです! (2016年1月9日 23時) (レス) id: 219c9cd672 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ダークエンジェル | 作者ホームページ:http://kurorikon
作成日時:2015年12月24日 13時