百六十二話 ページ29
「あー全然だめっ！」
月島「僕、卵の殻を料理に混ぜる人、初めてみたんだけど」
お礼にクッキーを作ってるのですが、料理下手なんだよ…私。
「ちがくてっ！ゴミに捨てようと思ったの！！」
月島「ていうか、牛乳多くない？何作る気なの」
「ちょっと黙れ！！」
集中しながら作ってると鉄朗も来た。
黒尾「お、やってんな。…何つくってんの？」
「クッキーだよ！！」
黒尾「は？いや、どうみてもカレーっぽくみえんだけど」
「チョコいれてんだよ！まだ焼いてないから今の時点で、判断しないで頂きたい！！」
月島「まずそ」
「おい。聞こえたからね蛍」
そんなこんなでクッキー作りを最後まで、頑張った。
*
「できたぁ！！」
黒尾「ツッキーよ。お前の目には何が見えるか」
月島「赤葦さんの終わりが見えます」
「こら。二人も食べる？結構、余ったけど」
黒尾「俺はいい。ツッキー食べるか」
月島「まだ死にたくないので」
「じゃあ無理矢理食わせてあげようか？」
そういった直後、赤葦がリビングに入ってきた。
タ、タイミング！！
黒尾「赤葦ー。Aが渡したいものあるんだってー」
「ちょ」
赤葦「…何？」
やばい。赤葦来た。
月島「じゃ、俺は失礼します」
黒尾「俺も」
二人は出ていった。
ど、どうしよ。
赤葦「で、何？」
「あ、はい！え、えと…」
後ろにラッピングされたクッキーを隠す。
赤葦「何隠してるの？」
「ん？…こ、これ…です」
私は赤葦の顔を見ずに差し出した。
赤葦「…何これ」
「作った。迷惑かけてたから…ごめん」
赤葦はクッキーを手にとってくれた。
赤葦「…ありがと」
赤葦はそういって部屋を出ていった。
「お、終わったぁぁ…」
黒尾「お疲れさん」
「み、見てたの…？」
鉄朗はニヤニヤして、蛍とリビングに入ってきた。
月島「勇気なさすぎでしょ」
「だ、だってさ…」
黒尾「まぁ、良かったじゃねーか。お前の作ったやつ見て、苦笑いしてたけど嬉しそうだったぞ？」
「そ、そうなの？」
月島「多分今ごろ我慢して食べてるんじゃない？」
「一言余計！でも良かった…」
私はほっと安心して、残り物を我慢して食べた。
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きんぴらごぼう - 今までお疲れしたーーー！！楽しい時間を過ごさせてもらいました。お疲れさまでした！！新作も頑張ってください！！ (2016年1月11日 22時) (
レス) id: 4ba2e369b2 (このIDを非表示/違反報告)
トルティーヤ - 瀬見君イケメンじゃんよ…私も思いました（笑）こちらこそお世話になりました！！赤葦も楽しみです！！では、続編へ「レッツラゴー」してきます。本当にありがとうございました！！そしてお疲れ様でした！！では続編で (2016年1月10日 21時) (レス) id: cf55a3ff2e (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 歩実さん» いろいろ変な点もあったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました！！ (2016年1月10日 16時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - アイリータさん» この作品をいままでありがとうございました！最後まで書きあげられたのでよかったです！！ (2016年1月10日 16時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
歩実(プロフ) - お疲れ様でした！凄く面白かったです！ (2016年1月9日 23時) (レス) id: 219c9cd672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダークエンジェル | 作者ホームページ：http://kurorikon
作成日時：2015年12月24日 13時
