キヨ王との日常【ヒジキ】 (ページ8)

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第6話ページ8

私はダイニングのドアの前で止まるとキヨが後ろから手で目隠しをされた。

『真っ暗！』

キ「まぁお楽しみお楽しみ」

サ「ちょ！見えねぇ！」

サラの声もする。

ドアを開ける音がする。

キ「じゃ、目、開けていいよ」

私はそっと目を開ける。

ﾊﾟﾝｯ

「「「A、サラ！」」」

「「「成人おめでとう！！」」」

『ぇ…』

サ「うぉ」

びっくりしすぎて声が出なかった。

『本当に…用意してくれたんだ……』

キ「俺たちを誰だと思ってんだよ！w」

『うぅ…』

フ「泣かない泣かないw」

キ母「まさか…20歳だったなんて…」

『お母様！？』

キ「呼んだんだよ」

キ母「まだあっちへ行ってそんな日が経ってないけど、おめでとうAさん」

『あ、ありがとうございます！』

ヒ「サラも…だよね！」

サ「俺、いいの、ここいて」

フ「いいに決まってるよw」

サ「え、お、おぉ」

『戸惑いすぎたよサラ』

キ「お前もなw」

だっ、だって…

初めてなのだ。サプライズパーティーが。

キ「さて、やるか！パーティー！！」

フ「そうだね」

ヒ「料理長も頑張ったからね」

料理長ありがとうございますー！！
机の上には沢山美味しそうな料理ばっかりだった。

初めてのパーティーは最高のものになった。

＊＊

『楽しかった！ありがとうキヨ！』

私は自分の部屋に戻った。
キヨは私についてきて、同じ部屋にいる。

キ「喜んでもらって良かったわ」

『やっぱり幸せすぎだなー私』

キ「これからも永遠にもっと幸せにしてやるよ」

『なにそれ、プロポーズみたい』

私はクスクスと笑う。

今は幸せ一杯で笑顔がずっと続く。

キ「あぁ、プロポーズだよ」

『え？』

キヨは自分服の内ポケットから小さい箱を取り出した。

キ「A…ほんっとうに馬鹿みたいでうるさい俺だけど…結婚して下さい」///

私は自然と溢れる涙とそして、自然と溢れる笑顔と一緒に

キヨに抱きついた＿＿＿＿＿＿

『よろしくお願いします、キヨ様！』

キ「こちらこそ…よろしくな」

キヨは私に指輪をはめて

手にキスをした。

キ「一生お前を守る」

そして、私達はキスをした＿＿。

最高の20歳となった＿＿。