キヨ王との日常【ヒジキ】 (ページ30)

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第25話ページ30

『ありがとう！フジ、ヒラ！』

ヒ「いやいやどういたしまして！」

フ「ど、どういたし…まして…」

フジお疲れ様。

ヒラあなたも働きなさい。

私は応援団だから←

フジが1人でキヨを運んでくれたお陰ですぐに部屋へと運べた。

フ「じゃあ俺達はもう寝るね。」

ヒ「おやすみ～」

『おやすみ』

私はヒラたちとわかれるとキヨの部屋へと向かった。

『キヨー？』

キ「ん」

ベッドの上でパチと目を開けるキヨ。

試しに声をかけてみたけど起きちゃったか…

キ「A…」

ベッドから手を出して私の手首を掴む。

そしてそのままベッドへgo

『キヨ…まだ酔ってるの？』

キ「さぁな」

ニヤッと口角が上がってキヨは私の唇に触れる。

酔ってるのか分からない……

『ん……ふぁ…キ…ヨ』

苦しい。

私はトントンとキヨの胸を叩くが無視。

キ「楽しむのは夜だけだからな」

そう言うと馬乗り状態になる。

耳元でキヨは、覚悟しとけよ。と囁く。

くすぐったい

『は…んん…な、長い…』

キスは止まることなく続けられる。

キヨの左手は私の体のラインをなぞってる。

腰や色んなところを触ってくる。

『キヨ…キスは嬉しいけど…んぁ…』

胸に手がちょんと当たる。

それだけ声を出してしまうとは…私はアホか…

キ「この先行くか？」

ニヤリとまた笑う。

カッコイイとか思ってしまう。

でも……

『いかない！！もうお酒飲まないで！』

キ「じゃあ…お前は今度から俺にも構えよ…」

手とキスが収まり耳元でそう言うキヨ。

『もしかして…訓練行ってたから…』

キ「うるせ」

『ふふ…キヨは知らないかもしれないけど訓練はあと少しで終わるよ』

キ「は？」

『実はね…あの兵達はまた色んなところに派遣されるみたい』

『弓矢をしっかり使えるのは珍しいんだって。だから…他の国に行くみたい』

キ「そうだったんだな」

『だからまたいつもの日常に戻るよ』

私はそう言って笑いかける。

キヨも嬉しそうな顔をした。

『ありがとう…』

キ「こちらこそ」

『好きだよ…大好き』

キ「俺も…」

そして私達は抱きしめたまま眠った

＊＊＊

あと少しで終わると思う！