キヨ王との日常【ヒジキ】 (ページ21)

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第16話ページ21

キ「えー今年第一回目！」

ヒ「数えてたの？」

キ「わかんねぇ！」

フ「……」

『あのー早くやりましょ』

キ「ヨーイドン！！」

始まり方雑いな…まぁいっかw

一斉に雪を投げ合う皆。

このことが起きるのは少し前＿＿
＊＊

朝起きると、キヨがすぐーにキスをしてきた。
まぁ日課だから私は嫌じゃなかった。

そして、私はむくっと起き上がり窓を開けた。

そこには……

『き、綺麗！！』

キ「え？」

『ゆ、雪だよ！』

国全てが雪景色だった。

キ「おぉ久しぶりだな…雪なんて」

『雪合戦しよう！みんなで！』

キ「おぉ！！いいなそれ！」

楽観的な私達はすぐに意見一致で雪合戦が始まることになった。

＊＊

そして今に至る。

キ「おりゃぁ！！！」

フ「へぶっ」

雪合戦の参加者はキヨとフジとヒラ。そして、サラやこーすけやレトさん。
そして私。

3対3で残りのひとりは審判だ。
そして、今回ジャンケンに負けた私は審判をしている。

『やりたいなぁ』

サ「ジャンケンよえーもんな」

『…でも、こんな光景が見れるだけで幸せかなー』

サ「お前の幸せちっせぇな」

『親といることが一番の幸せだった私にキヨ達は色々な幸せをくれた。だからもう幸せ者なのは確かなんだよ』

サ「そうか…よかったな」

サラはそう言うと私の頭を雑に撫でた。

するとレトさんがこっちに気づいた。

レ「何抜け駆けしてるんやぁぁぁ」

サ「うぉ…レトさんやるな…おりゃぁぁ」

キ「サラを倒せぇぇ！！」

サ「キヨ仲間だろ！？」

『ﾌﾊｯ…w…お腹…いた…w』

こ「何だよこれ…」

サラをキヨとレトさんがいじめてる…

フ「うぅ…いきなり寒くなってきたな…」

ヒ「城に戻ろっか」

『そうしよっか』

私達はあの馬鹿な男達を置いて白城へ戻った。

＊＊

昼間から軽くシャワーを浴びたわたしは、仕事部屋へと向かった。

キヨはまだ外で遊んでるか、それともお風呂だ。

だからその間に仕事を終わらす。

『よしっ！やろうー！』

＊

『キヨ…どんだけ溜めてんの』

一向に終わらない。
１時間経ってもキヨは帰ってこないからまだ遊んでるのだろう。

キヨが溜めている仕事を私がしているのだが…

本当に終わらない。

体が熱い。暖房つけすぎかな…

『うぅ…それに眠くなってきた。』

でも、寝たらダメだ…仕事がある

私は暑いから暖房を消そうとする。

そして気づいた。

暖房はついていない＿＿＿。

すると立ちくらみがした。

そしてそのまま倒れた＿＿。