見た目１０歳の魔法使い【ハリーポッター】【男主】 (ページ26)

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２６話ページ26

翌朝、ハリーは昨日、自分の両親が写ってる鏡を夜中、こっそり透明マントで抜け出して見たそうだ

それは多分みぞの鏡だ

ﾛﾝ「起こしてくれればよかったのに」

ﾊﾘｰ「今晩一緒に来ればいいよ。僕、また行くから

君たちに鏡を見せたいんだ」

ﾛﾝ「君のママとパパに会いたいよ」

『僕も、、、、会いたいよ』

Aが悲しげに言った

もう一度、会えるなら何してでも会いたいよ

本当に、、、

もう一度、みんなで笑いあいたい

でもそれは、もう叶わない

ﾊﾘｰ「どうかしたの？」

『いや、なんでもないよ

でも、今日は行かない

君たち二人で行ってきて』

今みぞの鏡を見るともう、あの鏡から離れられないから

ﾛﾝ「わかったよ」

ﾊﾘｰ「僕は君の家族に会いたい。ウィーズリー家の人たちに会いたいよ

他の兄さんとか、みんなに会わせてくれるよね」

ﾛﾝ「いつだって会えるよ。今度の夏休みに家にこればいい。もしかしたら、その鏡は亡くなった人だけを見せるのかも知れないな

しかし、フラメルを見つけられなかったのは残念だったなぁ。ベーコンか何か食べたら。なにも食べてないじゃないか」

ハリーはもうみぞの鏡の虜だな

でも、、今ハリーが両親を見るにはそこにいくしかない

だから、僕は無理に止められないんだ

大切な人がいなくなる恐怖と、会いたい気持ちはよくわかるから

僕の家族はここに入る頃にはもう誰もいなくてずっと一人だった

一人でバカやってた

その時に手を差しのべてくれたのがジェームズたちだ

僕の【秘密】を受け入れてくれたのもみんなだ

まぁ、手を差しのべるというか、仲間にいれるって感じだったけど、、、

それから三日たったがハリーはずっと鏡のことを考えているようだった

やっぱり、ハリーはみぞの鏡の虜だ

『ハリー、今日は僕も行くよ』

三日目の夜、僕はハリーにそういった

『ハリー、そんなに急がなくても』

ﾊﾘｰ「早く行きたいんだ」

そして、その場所に着いて、僕が鏡の前にたつと、、自然と涙がでてきた

学生時代の皆とリリーが笑って僕をみている

ﾊﾘｰ「君、、、泣いてるの？」

『ぁ、ごめん

それと、いつまで隠れてるんですか？校長』

ﾊﾘｰ「校長？」

ﾀﾞﾝ「ハリー、また来たのかい？

それと、気づいておったかA」

『はい』

ﾊﾘｰ「ぼ、僕、気がつきませんでした」

ﾀﾞﾝ「透明になると、不思議にずいぶん近眼になるんじゃのう

A、今日はもうお帰り」

『はい』