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イ・テヨン…？
「えっ…」
周りの場所や時間は止まっているような感覚だった。
まさか、彼の名前が出るだなんて、
いや、彼が今目の前にいる彼だなんて…。
「あ、えっと、、わたし、、」
TY「Aちゃん…？」
わたしも自己紹介しようと思ったら、テヨン君にさきに名前を言われる…。
っていうか、なんで私のこと…。
TY「あ、えっと、これ…。」
あたふたしながらわたしの筆箱を指さすテヨン君。
その先には、
筆箱から少し出ているテヨン君がくれた付箋があった。
「あっ…。えっと、あらためてよろしく」
そういうと、テヨン君がプッと小さく笑った。
TY「あ、ごめん、なんだか、もうお互い知っているのに、変な感じがして。」
眼鏡で表情はちゃんと見えなかったけれど、
でも、にこりと笑うテヨン君はなんだかかわいいなって思った。
「たしかに、そうだね。えっと、あの、ほんとに、あのテヨン君、、だよね？」
TY「ほんとのテヨン君ってなに？」
はじめはなんだかぎこちない感じがしたけれど、
話せば話すほど、口調とか雰囲気が私の知っているテヨン君、そのままだった。
実物のテヨン君に会うのは本当に不思議な感じもしたけれど、
こんな形だけど、テヨン君に実際に会えてよかったな。
先生「自己紹介、終わったら、また前を見てください。」
っていう先生の言葉があって、私たちはもう1度前を向いた。
テヨン君に会って、
聞きたいこと、
気になること、
話したいこと、
たくさんあったから
委員会のミーティングが終わったらたくさん話したいな。
委員会が早く終わればいいのに。
続く (更新停止中)
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作者名：サラ | 作成日時：2024年2月29日 17時
