付箋から始まる恋2 (ページ4)

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月曜日。ページ4

久しぶりの制服。
久しぶりの学校。

学校ってめんどくさいけれど、

ジウォンとか、ドヨンとか、ジェヒョンがいるから

やっぱり学校もいいなぁって思ったり。

「ジウォナー」って、
　

教室に入ってすぐ、ジウォンのところに向かった。

JW「A！やっほ！」

しかも夏休み明け最初は、

授業も特になくて、

ホームルームだけしたら、すぐに帰れるから

今日は幸せ。

「ホームルーム、何するのかな？」

JW「委員会決めじゃない？」

「げ‥」

恒例の委員会決め。

私の学校は2学期生で、夏休み前と後で委員会が変わる。

‥って言ってもわたしは絶対に委員会に入らないし、

入る気もさらさらないから、無縁のイベント。

「ジウォンは、委員会、入るの？」

クラスの人気者で、優等生のジウォンは

多分、また学級委員か体育委員でもやるんだろうな。

立候補がなくても、だれかに推薦されるんだろうなぁ

なんて呑気に考えていた。

JH「え、A、今回は委員会入んの？」

後ろから肩に重みを感じて、振り向くとジェヒョンがいた。

「まさか〜。絶対無理。」

そんなジェヒョンもだいたい体育委員になってる。

っていうか、体育委員じゃないジェヒョンを見たことがない。

JW「図書委員とかどう？暇そうじゃん？しかも人気ないから誰かと戦うこともないし。」

「え〜、でも当番あるんじゃないの？」

JH「それだったら一緒に体育委員やろうぜ。」

って、なんでか2人に勧誘を受けていた。

けれど、絶対に委員会に入らないし、

入るもんかって思っていた。

ホームルームで

JW「はーい。図書委員は、ムンさんがいいと思いまーす。」

ジウォンが席を立ってそう言い出すまでは。