私を見てほしい。【番外編】

再び地を歩く6 ページ7

太宰side

その後、織田作からめぐみの意識が戻ったことを聞いた

織田作の声がどこか暗いものだと感じていたが、中也と2人、双黒としての任務があったため、次に病院を訪れたのは彼女の意識が戻ってから3日後のことだった


そして、2人でお見舞いに訪れた時の彼女は
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
車いす姿だった

　

“下半身麻痺”

“せき髄などに損傷は見られませんので、恐らく事故のショックによるものかと。”

　

医者はそう言っていた
　

私たち2人に頭を下げる織田作

そんな彼を止めるめぐみ

　
　
　
　
とりあえず、意識は戻ったんだ

それだけでも...

そう思わずにはいられなかった

　
　
　
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それからが大変だった

めぐみが退院した後、1人でお風呂に入れない彼女はしばらく姐さんのもとでお世話になっていた


“早く歩けるようになって仕事に復帰したい”


そう言った彼女は毎日病院でリハビリに励んだ

その送り迎えは最下級構成員であった織田作が

彼女の仕事はそんな動き回らないものなのにね...
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
しかし、彼女の足が元に戻らないまま時間だけが過ぎていった＿＿＿＿＿＿＿

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