検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:41,434 hit

あの場所3 ページ30

めぐみside
めぐみの部屋
 
 
 
?「ふーん、じゃあ君たちは彼女以上の働きをしてくれるのかい?」
 
 
 
 

その言葉に場の空気が凍った

 
ゆっくり顔を上げる

 

女1「だ、太宰さんっ!?」

 

そこにはニコニコしている太宰さん

でも包帯をしていない方の目は殺気に溢れている

 

_____それは、初めて彼と出会った時の顔


 
 

太宰「何してるのかな?」
 
女2「い、いえ!この子が私たちに生意気な口を聞いてくるもので...。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 

太宰「“命令に背いて自分の上司に“汚濁”を使わせる?どんだけ迷惑かけてんの?”
“アンタみたいなやつ、此処にいても何の役にも立たないんだよ”」

女たち/めぐみ「!?」

太宰「全部聞いてた。」

女たち「...。」

 
 

太宰「...もう一回言うね。戦闘員でもない君たちは彼女以上の働きをしてくれるのかい?」
 
 

沈黙が続く

 
 
太宰「...確かに彼女は弱い。」

「...っ。」

女1「だったらどうして...っ!」

太宰「でもね、彼女は彼女なりに此処に連れて来られてから寝る暇も惜しんで働いてくれている。もちろん、君たちがその日にやり残した仕事も全部。心当たりあるよね?それにハッカーとしての腕もトップクラス。そんな彼女以上の働きを君たちが出来るのかい?」

女たち「...。」

太宰「...今度の任務、楽しみだね。」

女たち「...っ!」

 

太宰さんが不吉な笑みを浮かべる

女の人たちは逃げるように走り去っていった


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
太宰「はぁ...。」
 
 


私のもとに来て、しゃがみ込む太宰さん

 

太宰「...ごめんね、遅くなった。」

「...。」

 

ヒールに踏みつけられて、赤くなってしまった私の手をさすってくれる

 

太宰「......外、出ようか。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

私は何も言えなかった


*****

1つ前の話のタイトル、“あの場所”が“あの番組”になっててビビりました(笑)

早く気づいて良かった...汗

あの場所4→←あの場所2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
112人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

蓮雀(プロフ) - ゆずれもんさん» お恥ずかしいですが……笑笑良いですよ。また何かあったらお知らせください(*´ω`*) (2018年2月9日 14時) (レス) id: fb5226d63f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - 蓮雀さん» 拝見いたしました!!(ボード使ったことなかったので遅くなりました(´;ω;`))凄い可愛いですね!!鳥肌立ちました...(笑)本編のお話のキリがいいところで紹介してもいいですか!?!?いえ、させてください!!! (2018年2月8日 0時) (レス) id: 692a8e0181 (このIDを非表示/違反報告)
蓮雀(プロフ) - ゆずれもんさん» ゆずれもんさんのボードにURLを張りました! (2018年2月7日 18時) (レス) id: 61c8238bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - 知乃さん» 楽しんでいただいて何より!!駄作者の妄想が詰まった作品となりました(;^ω^)今後の本編、番外編と共によろしくお願いします^^ (2018年2月7日 0時) (レス) id: 692a8e0181 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - 蓮雀さん» ありがとうございます^^URL待っていますね!! (2018年2月7日 0時) (レス) id: 692a8e0181 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆずれもん | 作成日時:2018年1月18日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。