41話 ページ43
中也side
中也の家の前
過去のことを思い出していたら、いつの間にか俺の家の前
そのままエリス嬢と中へ入ると診察を終わらせたのか、寝室から首領が出てきた
「彼奴、どうですか?」
首領「うーん...。他の症状はないから、どうやらあの高熱は精神的なものだと思うよ。」
「...。」
その言葉を聞いて、思わず口ごもる
首領「...ところで中也くん、このことはもう探偵社に?」
「いえ、それはまだ...。」
首領はふっと息を吐く
首領「...分かった。詳しいことは聞かないから、何かあったらすぐ私に連絡してね。ほら、エリスちゃん戻るよ。」
本部に戻る首領とエリス嬢を玄関まで見送ると、そのまま寝室へ
首領の処置が良かったのか、以前より呼吸は落ち着いているめぐみ
俺は枕元に腰掛ける
“俺が探偵社に連絡しなかった理由”
それはただあの野郎がいけ好かねェだけじゃねェ...
首領に話さなかったこと____
手首に残る、リスカの跡
そして
此奴が時折、寝言でつぶやく“太宰”という言葉
_____あの野郎との間に何かあったんに違いねェだろ
_______
____
__
しばらくするとめぐみは身じろぎをしてゆっくりと目を開けた
思わず駆け寄る俺
「めぐみっ!!目が覚めたんだな!!体の調子はどうだ?」
そんな言葉を掛ける間もなく俺は目を見開き、絶句した
_____めぐみの目に光が感じられなかったからだ
*****
はい、何か見たことがあるフレーズですね...はい。
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麗優(プロフ) - とても素敵な作品でした。どのページを読んでも胸が締め付けられるぐらい切なかったし、いろんな場面で泣きそうになりました笑 (2018年3月28日 10時) (レス) id: b47abc622c (このIDを非表示/違反報告)
手紙飛行記 - 後半、泣いてまう (2018年3月22日 22時) (レス) id: 353ff5e2c5 (このIDを非表示/違反報告)
セシルさん - 最高です!!全部一気に読んじゃいました!毎日の楽しみです。何回も読み直してますwww.もう中毒ですねw (2018年3月15日 22時) (レス) id: 1af9cd9cb4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます!!イベントというものに参加してみたいなと思いまして...楽しんで頂いて何よりです!!続編もありますので是非お立ち寄りくださいませ^^ (2018年1月29日 15時) (レス) id: 692a8e0181 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - イベント参加ありがとうございます! すごい面白いです これからも頑張って下さい! (2018年1月29日 2時) (レス) id: 59dc504c48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずれもん | 作成日時:2018年1月8日 18時