船の中の出会い ページ3
私は今ハンター試験を受けるため、試験が行われる街の近くまで行く船に乗っている。
だがあいにく、嵐に合ってしまい街につくのが予定より遅れそうだった。
おまけにひどい揺れのせいで、乗客のほとんどが船酔いでぐったりとしている。
これだけの人数の呻き声を聞いているのはあまりいいものではなかった。
「はい、これ薬草。噛めば少しはらくになるよ」
声のする方を見ると、黒髪の男の子が船酔いで顔の青ざめている男性に薬草を渡していた。
その子を見ていると亡くなった弟が思い浮かぶ。
弟も生きていればあの子と同じぐらいの歳のはずだ。
私が物思いにふけっていると不意に船室の扉が開き、船員が顔を出す。
「動ける人は操舵室に来てください。船長がお呼びです」
私はなぜいきなり船長が乗客を呼び出すのか不思議に思ったが、すぐにある考えが浮かぶ。
もしかしたらこれはすでにハンター試験なのではという考えが。
操舵室。
「まず四人の名前を聞こうか」
結局操舵室に来れたのは、私と黒髪の男の子を含めた四人だけだった。
他の二人は金髪の少年と長身のおじさんが来ている。
あの金髪の少年……幼馴染のクラピカに似ている……
「オレ、ゴン！」黒髪の男の子……ゴンが元気よく片手を上げて船長の質問に答える。
「私はクラピカ」
「レオリオだけど……」
気のせいじゃなかった！本当にクラピカだった！まさかこんなところで再会できるとは……！
ハンター試験を受けて本当によかった！
「後はお姉さんだけだよ！」
「……え？何が？」
「何がって聞いてなかったのか？オレは名前を聞いてるんだ！」
衝撃の再会でそんなことすっかり忘れていた。今はハンター試験に集中しなければ。
私の名前を聞いたらクラピカは気づいてくれるだろうか。
「……A・エルマール」
クラピカが弾かれたようにこちらを見る。この様子だと気付いてくれたらしい。
私はクラピカの目を見て小さく頷く。クラピカは察しがいいからこれで気付いてくれるだろう。
「お前ら、なぜハンターになりたいんだ？」
「おい！試験管でもないのに偉そうに聞くんじゃねぇ！」
ところでなぜレオリオは怒っているんだ？怒るような事は何もないはずだが？
「いいから答えろ」
「オレは親父がハンターなんだ！親父が魅せられたハンターって仕事がどんなものなのかどうしても知りたいんだ！」
答えたのはレオリオではなくゴンだった。自分の夢を語るゴンの瞳は恐ろしく純粋で、つい弟を重ね合わせてしまう。
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まっひぃV2(プロフ) - フォルテさん» そうですよね〜ww ロックマン、シリーズが多いから迷うのはわかります(*^^*) x8は画質が綺麗でうちも欲しい…だけど持ってない…x7なら持ってるけどσ(^_^;) 値段が高い… (2013年6月19日 22時) (
レス) id: 8ec56750e7 (このIDを非表示/違反報告)
フォルテ(プロフ) - まっひぃV2さん» ZX私も欲しいです〜(>_<)でもロックマンX８も欲しい！(>_<)ロックマンはシリーズが多いからどれから買うか迷います（笑） (2013年6月18日 1時) (レス) id: 2658949b70 (このIDを非表示/違反報告)
まっひぃV2(プロフ) - フォルテさん» ですよね（＾∇＾） 私も最初は驚きました。あっ昨日塾帰りにZX買ったんですよ(*^^*) 面白かった〜、今弟がplay中だけど… (2013年6月17日 23時) (レス) id: 8ec56750e7 (このIDを非表示/違反報告)
フォルテ(プロフ) - えっ！？そうなんですか！？初めて知りました！あの声で男性とは驚きです(*^ω^*) (2013年6月16日 11時) (レス) id: 2658949b70 (このIDを非表示/違反報告)
まっひぃV2(プロフ) - 声優さん同じなんですか(*^_^*) いい声してますもんね〜o(^▽^)o あとゼロ3のフォクスターの声は男性だとか… (2013年6月15日 11時) (レス) id: 8ec56750e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フォルテ | 作成日時：2013年5月11日 19時
