あなたと共に (ページ5)

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ー医務室ー

「入るぞ」

ノックとともにカタクリの声が聞こえ、中の人物の治療をしていた医師がどうぞと控えめに答える

「どういう事だ

ペロス兄」

カタクリに名前を呼ばれ、ニヤリと笑うペロスペロー

「やぁ、カタクリどうしたんだ？ペロリン♪」

ペロスペローのまだ塞ぎきっていない傷口をみて、カタクリは怖い顔をした

「…その傷…あの女が付けたのか？」

カタクリのといに対しペロスペローはくくくと笑い返した

「いや、彼女ではないよ彼女ではね(・・・・・)」

妙に含みのある言い方で彼女ではないとひていした

血の滲んだ包帯を少し触り、カタクリに笑顔をむけ、「怪我なら大丈夫」と言った

「もう戻りなさい。どうせ彼女を部屋に置いてきたのだろう？妻になる女性を放ったらかしにしては行けないよ。ペロリン♪」

ペロスペローに促され、カタクリは医務室を出ようとする

「あぁそうだ、新月の日(・・・・)には気をつけるんだよ」

「？

あぁ」

カタクリは静かに医務室を出ていった