あなたと共に (ページ13)

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今日は朝からママに呼ばれた。俺の治めるコムギ島の点検をしてくれとの事だった

…ここはこんなものでいいだろう…よし

ハクリキタウンの賞味期限の近いものをチェックし、チェス兵に業者が必要な建物を伝える

「カタクリ様。朝食の準備が整っております。あの女性は既に朝食を済ませ、しばらく1人にして欲しいとの事です」

…Aがそんな事を？

少し引っかかる。ここ数日のAを見る限り、1人になるととても寂しそうな顔をする。言葉にはしないがそれでも分かる

「食事は船で済ませる。ホールケーキアイランドに船を出せ」

妙な感じがして、急いでAのいる俺の部屋に向かう

ギィ

「おやおや。誰も入らないように言っておいたんだが…流石に部屋の主には"入るな"とは言えないか…」

Aより青い髪の短髪の誰か(・・)いた。Aよりも少し背が高い…

「あぁそうだな。あの娘より30cmは高かったと思ったな」

そいつは俺の心を呼んだかのような言葉を発しながら振り返った

「はじめましてカタクリ。インフィリーチの娘が世話になってるな」

琥珀色に光る左眼がこちらを睨んだ