え?俺?ただの歌い手好きですが?14 (ページ41)

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413話ページ41

「A〜」

『なに？』

「ん。やる。

卒業祝い」

キヨから手のひらサイズの箱貰った

『……ありがとう？？

開けていーい？』

「あー、だめ！

やだ！！開けるなら寝室で……。な？」

『しーかたないなぁー！』

皆が見てない間に寝室へ行く

キヨが後ろから着いてくる

皆の声がだんだんと遠くなって、

2人の足音が響く

なんか、久しぶりだなぁ……

変なの

『開けていい？』

「気に入るかわかんねーけど……」

『キヨから貰ったものはなんでも嬉しいよwww？』

「鼻かんだティッシュでもか？」

『それはゴミ箱行きかな』

「wwwwwはよ開けろ」

『はーい！』

開けると、

もう1つの小さな箱と

パズルみたいに一部が飛び出てる半分の赤いハートのネックレスが入ってた。

ハートは小さく、赤くて透明でキラキラしてた

『綺麗……』

でもなんで半分なんだろ

「俺のと合わせたら1つのハートになるから、

お前の半分な！」

『随分ロマンチックですね〜w』

「うっせーなー」

『嬉しいよ。ありがとう』

「……っ、

もう1つも開けて」

『うん』

小さな箱を開けると、指輪が入ってた

銀にピンク？ゴールド？

の1箇所だけねじれた指輪

『キヨ、指輪なら前にも』

「あれは、ちげーの！

ちがくないけどちげーの」

『そ、なの？』

「なぁ、はやく大人になれよ……

待てねぇ。

『ねぇ、キヨどs』

結婚式ごっこでもするかwww？

病める時も健やかなる時も

お互いに愛し、慰め、助け

命のあr『長いっ！』

遮んなバカ」

『誓う。絶対誓う

キヨがおじいちゃんになっても、

ボロボロで、ブッサイクになっても

どんなキヨでも

俺はキヨが大好き……』

「俺も。もう、お前が居ねえとなんも出来ねぇ……

好き。大好き」

手を絡ませて額をくっつける

「誓いのキスでもするか……？」

『その前に、言うことあるでしょ……？

結婚式ごっこする前に言うと思うんだけどなぁ』

「……俺と、結婚してください。」

あー、涙出てきそう

『前もプロポーズされなかったっけ？』

「言いたいもんは言いてーの！」

『俺は泣き虫でわがままだよ』

「知ってる。呆れるぐらいわかってる」

『色々問題起こすよ？』

「俺だけはずっとそばにいる」

『キヨと歳離れてるよ……？』

「知ってるわんなの

餓鬼は嫌いだったはずだったんだけどなぁww自分でもびびる」

涙が止まらなーい

「俺と結婚してください」

『……はぃ』

自然に目が閉じてキスをする