え?俺?ただの歌い手好きですが?14 (ページ39)

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411話ページ39

『俺ね、光輝にプレゼント買ってたんだよ』

「えっ！本当に！？」

『うん。小学校生活終了おめでとうってのと……中学生おめでとうって

本当は卒業式に渡したかったんだけど、今でもいいかなぁーって。』

「どこどこ！？」

『下行ってみ〜。色々プレゼントあるから。
全部光輝のだよ。』

光輝の手をひいて下に連れていくと、
皆もぞろぞろと着いてくる

『1番奥に青い袋あるけど、あれは光輝のじゃないや』

「え、他は？」

『全部光輝の』

下の部屋を開けると

大きな袋から小さい袋まで並べてある。

光輝のは……7、8個かな。

1番でかい青い袋はねー、違う人達用。

「うわっ、お前これ全部買ったのか！？

だからお前の貯金減ってたのか……」

「すげぇ……」

キヨと彼人が口開けて驚いている

『へへー。俺にはあまるお金たちだったから、なんか買ってあげようと思って』

「うわっ、ここスタジオみたい……」

「歌とりたくなるな……」

なるせちゃんとあらき先輩がキョロキョロしながら機材を触る

『とる？いいよ。

防音だからどんなに騒いでも大丈夫！！』

「久しぶりに大型で歌っちゃう？」

「「「歌っちゃおー！！」」」

「俺歌できない……」

春輝……可哀想

『春輝も頑張って歌お』

「ん。」

「その前に……ねえちゃん！プレゼント開けていーい！？」

光輝がぴょんぴょんしながら聞いてくる

『そうだな……。先開けるか！

じゃー、まずこれからな』

1番小さい袋を手に取り、光輝に渡す

『それ、一応俺のファーストアルバム。』

「「「え！？」」」

『あれ？言ってなかったっけ？』

「同人CD出してるのは知ってたけど……

ファーストアルバム出たの知らなかった……」

『あり？キヨにも言ってなかったっけ。

ま、まだ売ってないんだけどね

光輝が1番最初にCD手にとった人。サイン書いてるから。』

「姉ちゃんの1番？本当に！？」

『うん。そんなに嬉しい……w？』

「嬉しい！だって大好きだもん」

『…………っ』

「おい、光輝に赤面すんな……

俺泣くわ……」

キヨがいじけてるwww

5月に売り始めるから……

宣伝しなきゃな

『……あと、光輝が大好きなテレビの人達のサインな。』

「本当だ！！」

『がんばって書いてもらった。

光輝君へって書いてるだろ？』

「姉ちゃん……！！ありがとうー！！」

突進して抱きつく光輝

『ぐはっ』

痛かった……

まだまだあるよ