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『ん?うぅ…ん…ふぁ〜ぁ』
目を覚ますと朝…。
昨日、家にどうやって帰ったのか俺は覚えていない。
どう考えてもわからん…。
『どうやって帰ってきたんやろ?』
時間を見れば、迎えがくる時間が迫っていて、1人仕事でよかったと思えた。
『準備せな』
慌てて準備をして仕事へと出かける。
それからは、仕事をしてる間、めめの事を考えずにすむから助かるし、家では、照にぃから教えてもらった振りの練習をする。。
めめとは会わない日々が続き、俺の心もやっと落ち着いてきた。
たまたま、目にはいった鏡に写る俺…
痩せて見える…。
『あ…。』
ご飯食べてなかったな…ダメや食べなきゃ。
何かを食べて、みんなに迷惑かけない様にしないと…。
だけど、俺はあんまり食べれなくなっていた。
一週間後…
メンバーとの仕事。
迎えの車に乗れば、いつもの2人でホッとする。
『おはようさん』
「こうじ、おはよう〜」
「康二、隣おいで。」
さっくんと阿部ちゃんの顔が嬉しそうに見える。
『なぁ、阿部ちゃん。ちょっと肩借りてえぇ?』
「いいよ。最近忙しかったんでしょ?」
『うん。そうやねん。』
阿部ちゃんの肩に凭れて、温もりを感じながら眠りについた。
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作者名:saryu | 作成日時:2022年3月19日 20時