准教授 “じゃないほう”！(in×ym) (ページ27)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:66,005 hit

2 ページ27

＿＿＿＿＿＿＿＿

涼「来年卒研生どれぐらい入りそうなの？」

慧「どうだろう… うちの分野割と人気だからなぁ、面接によるけど」

涼「ふぅん………」

自分で聞いといて何だけどなんか……

慧「ん？」

涼「そんなの無いの分かってるんだけど、俺だけの“伊野尾先生”がよかったなって」

慧「…ほんっと、」

隣から長い腕を伸ばしてほっぺたをうりうりとされて
恥ずかしくて目をそらしてしまう。

なんでだろ、心地よく感じるほど頭は撫でられ慣れてるのに
先生に顔触られるの、めちゃくちゃ照れるんだよ。

慧「やっぱり一緒に住もうよ。“やまちゃんだけの俺”でいられるよ？」

涼「それとこれとは違うの！先生が毎日家にいたら、……緊張するじゃないですか……」

慧「緊張って、……どんだけかわいいのキミは！！！」

涼「せんせ、ちょ、ハグはさすがに…！」

慧「大丈夫、この部屋まだ使われてないことになってるんだから」

涼「だからって……」

慧「ハグ以上のこともたくさんしてるのに、まだ緊張しちゃうの？」

涼「…うるさいっ。」

慧「あは、照れてんのかわいいなぁもう。」

＿＿＿＿＿＿＿＿