Ｎｏ．９２ ページ7
大会２日目
今日も白鳥沢は何の問題も無く勝利を収めた
俺は今日の試合、途中交代だったけど
まずまずの内容だったな
試合が終われば、たちまち俺は女の子たちに囲まれてしまう
｢今日もカッコよかったよAくん！｣
｢次の試合も頑張ってね！｣
｢これ手作りなの！良かったら食べて！｣
A｢ありがとう(ﾆｺｯ)｣
スポーツドリンクやら手作りお菓子やら
色々貰って、俺の両手には収まりきらなくなった為
急遽工を要請
五色｢なんで俺がお前のプレゼント持ちにならないといけないんだよ……｣
A｢仕方ないだろ？こんなに貰うなんて思わなかったし……｣
その時、静かに体育館を後にする金髪の女の子を見つけて
俺は慌てて追いかけた
A｢工悪い！ちょっと外す！｣
五色｢あっ、おい！！｣
あの後ろ姿、間違いない
A｢仁花さん！｣
俺が名前を呼べば、振り返る彼女はやっぱり仁花さんで
仁花さんは驚いた顔を俺に見せた
谷地｢ひぇぇ！！？Aくん！！？｣
A｢来てくれたんだ、嬉しい｣
谷地｢や、約束しましたから……｣
恥ずかしそうに仁花さんは笑って
持っていた紙袋を隠すように後ろに下げた
A｢それは？｣
谷地｢いえいえ！全然気にしないでください！
私が持ってきた差し入れですがAくんはもう他の子から貰ってるみたいだし
むしろこんな物をAくんにあげるなんて迷惑極まりないというか、私があげたもののせいでお腹壊したりとかしたら申し訳ないというか……｣
A｢差し入れ、持ってきてくれたの？｣
谷地｢えっと……はい……｣
A｢俺、仁花さんからの差し入れ欲しいな？｣
なんて笑顔で言えば、仁花さんは顔を真っ赤にして紙袋を差し出してくれた
谷地｢今日かっこよかったです！
皆さんで食べてください、それでは！！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1986人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とぅに(プロフ) - 岩ちゃんのよしが可愛くて悶えてます。。 (7月13日 3時) (
レス) @page14 id: 76d074d926 (このIDを非表示/違反報告)
B型 - NLかー。イヤ、ここからBL行くかも!?期待 (2022年9月2日 2時) (レス) @page22 id: 7173a77ecf (このIDを非表示/違反報告)
B型 - めっちゃ面白いです！白鳥沢もっと好きになりました。 (2022年9月2日 1時) (レス) @page16 id: 7173a77ecf (このIDを非表示/違反報告)
アクア - あれ........? 仁花ちゃんと付き合っちゃうやつですか？ BLじゃないの....? (2020年10月24日 11時) (レス) id: 09cbd981b0 (このIDを非表示/違反報告)
核 - BLでいくだろ…てかいってくれ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 2c1ef13755 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そるてぃー
| 作成日時：2017年2月7日 10時
