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No.126 ページ49

俺も今日はさすがに疲れたから、寮に戻ろうと部室に行く



するとスマホにLINEが8件ほど来ていた



A「(また母さんか……夏休みはずっと部活で、LINE返信する暇ないって言ったのに……)」




しかし母さんから来ていたLINEは7件で、残りの1件は仁花さんからだった



前に烏野のマネージャーやるかやらないかって話してたから、結論が出たのかな?



けど俺の予想は斜め上を行った



"ご迷惑でなければ今日お会いしたいのですが……"



ダイヤモンドのように固いLINE内容に、思わず笑ってしまう



"大丈夫だよ、どこで待ち合わせる?"



するとすぐに既読がついて返事が帰ってきた



"ありがとうございます!"



その後時間と落合い場所を決めて、俺は急いでシャワーを浴びた




……







A「ごめん仁花さん!待った?」



谷地「ううん!大丈夫!
ごめんね、急に呼び出して……」



待ち合わせ場所は駅近くのカフェ


時間がなくてシャワーしか浴びてないから、俺の姿はジャージだ



2人揃うと、俺と仁花さんは店内に入っていった



店員さんに案内されてテーブルに座る、互いに注文をして、俺は話を始めた




A「急にどうしたの?会いたいなんて、珍しいからビックリしたよ」



普段ならLINEでやり取りするのに、直接会って話したいってことは
仁花さんにとって重要な話なんだろう



谷地「えっと……その……



これをどうぞ!!」



御祝儀のような渡し方で"必勝祈願"と縫われた紫色のお守りを渡してきた仁花さん



A「これって、お守り?
お…………白鳥沢に?」



危ない、俺って言いそうになった
自惚れるな俺



谷地「う、うん……
全国大会応援に行けないからお守りだけでもって……紫だし白鳥沢カラーだなって思って!


宮城からでも応援してるからね!」



顔を真っ赤にして必死に説明する仁花さん


その優しさに、俺は嬉しくて自然と笑顔になってしまった



A「ありがとう、だけどもし仁花さんが烏野のマネージャーやるなら
こんなことしたらダメだよ

敵同士なんだからさ」



軽く言った言葉に、仁花さんは困ったような、迷っているような表情を見せた



谷地「あはは……マネージャーのこと、まだ迷ってるんだ……」

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とぅに(プロフ) - 岩ちゃんのよしが可愛くて悶えてます。。 (7月13日 3時) (レス) @page14 id: 76d074d926 (このIDを非表示/違反報告)
B型 - NLかー。イヤ、ここからBL行くかも!?期待 (2022年9月2日 2時) (レス) @page22 id: 7173a77ecf (このIDを非表示/違反報告)
B型 - めっちゃ面白いです!白鳥沢もっと好きになりました。 (2022年9月2日 1時) (レス) @page16 id: 7173a77ecf (このIDを非表示/違反報告)
アクア - あれ........? 仁花ちゃんと付き合っちゃうやつですか? BLじゃないの....? (2020年10月24日 11時) (レス) id: 09cbd981b0 (このIDを非表示/違反報告)
- BLでいくだろ…てかいってくれ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 2c1ef13755 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そるてぃー | 作成日時:2017年2月7日 10時

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