白鳥沢にはもう一人一年レギュラーがいました 3rd 【男主】

番外編３ ページ19

プレーだってもちろんすごい



A｢ふっ！！｣



バチぃっ！！



川西｢ナイスブロックA｣



A｢ありがとうございます！｣



基本はリードブロックをするAだけど、ノッてる時にはコミットブロックでドシャットを決めるA



中学の頃は脅威だったけど、同じチームになれば心強い味方だ



それに、Aには言えないけど俺は友達として、親友としてAのことが好きだ



あいつが同じ高校に来てくれて、本当に嬉しい



A｢工！｣



五色｢ん？｣



A｢自主練付き合ってくれないか？｣



五色｢ああ！｣



練習が終わったあとの自主練、これはもう俺とAの日課になっていた



五色｢今日の３対３、良かったな｣



A｢ああ！工もガンガンストレート決まってたな！｣



五色｢ストレートよりも、俺はもっと鋭いクロス打てるようになりたい……｣



なんて話をしながら俺はAと自主練をした



そんな時、Aがふと口を開く



A｢工……俺さ、工と会ってよかったよ｣



五色｢！？｣



俺の考えていたことがバレたかと思うほどAは突然に言った



A｢いつもありがとうな、工は俺にとって最高の友達だ｣



五色｢っっ…………｣



よくもそんな恥ずかしいセリフを……


Aのストレートな気持ちに、俺は顔が熱くなる



五色｢違うだろ……｣



A｢え？｣



五色｢親友だろ！！｣



A｢！！…………ああ｣



これが俺の親友


指宿Aだ！！

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