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9話「改良」 ページ9

ら「んー!まぁ難しいこと考えてても仕方ねぇ!

“いつも通り”出来るだけ特訓して、後はぶっつけ本番。はい、解散」



レ「なんで急に雑になった?!」



ら「だってーー!!俺“ぐちつぼ”にいつまで経っても勝てねぇの嫌なんだよーー!!

でも相手の“リーダー”がチートすぎるだろ!ナーフしろナーフ!!」




ウダウダと駄々を捏ねるらっだぁさんに皆さんは呆れる。


するとぺいんとさんが“パンパンッ”と手を二回叩く。




ぺ「ま、いつも通りってことでいいんでしょ?なら特訓したらいいじゃん早く」



ら「なぁに勝手に指示出してんだぁぺいんとぉ。

まぁそうだな。それじゃまた夕飯後に“五階”集合で〜」



『……うん?五階?』




五階の単語に違和感を覚えるも皆さんはぞろぞろと食堂から出ていく。


唖然として皆さんが出ていった食堂の出口を見ていると緑色さんが私に近づいてきた。




み「五階。改良したの」



『改良したんですか?!』




い、いつの間に………。


あの事件から数週間しか経っていないのに……!


相変わらず緑色さんは仕事が早い……。


すると緑色さんは右手で使い魔を呼んだ。


その使い魔はプロジェクターのように壁に向かって光を放った。




み「青鬼はもう出ないようになったし、かと言ってまだ油断は出来ないけど。

五階って案外広いし、特訓場としては使えるんじゃないかってらだおくんが言ってたから

そういう風に改良しておいたの」




そう言って映し出された五階は本当に広くて、


中にデカいフィールドが用意されており、そのフィールドを覆うように丸い球体が五階の真ん中に浮いていた。




み「ここがフィールドね。周りに被害出されると困るからこの丸い俺とコンちゃん結界で覆ってる。

破られることはないと思うからこの球体の周りで観戦できる」



『す、凄いですね……流石です…』



み「でしょ?」




そう言って褒めると緑色さんが食い気味に反応してくる。


凄いのは本当だけど私への懐き具合が尋常ではない。


狼というより犬のようだ。

10話「私が見たのは」→←8話「厄介」



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黒狐 - …!前の作品も読ませていただいてました!リメイク版してるのみて駆けつけました!リメイク版も面白いですね!同じ作品を2度楽しめてこちらも楽しいです!ありがとうございます!更新応援してます! (4月23日 22時) (レス) @page43 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無%(プロフ) - 2.3年前から読ませて頂いていて何度も読み返すほど大好きな作品です!リメイク前の方も読ませて頂いてます!変わった妖怪という世界観だったりする所やストーリー 設定などとても面白くてめちゃくちゃ好きですまたいつか続きが読める事をずっと待っています。失礼しました (7月3日 11時) (レス) id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
ミドロ - なにこれ……か、か…!神作じゃねぇかよぉぉぉぉぉ!!!!更新頑張ってください!!!! (5月30日 13時) (レス) @page14 id: 9d7832c4d1 (このIDを非表示/違反報告)
トキ(プロフ) - まだ待ってますから、どうか続きを恵んでください (2022年9月11日 17時) (レス) @page14 id: 44c169a7de (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凄い………私もこんなの作って見たいのですか妖怪などが思い浮かばないです……少しだけ真似してもよろしいでしょうか(土下座)続編待っています!! (2022年1月30日 9時) (レス) id: 30ab8735d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天使匠 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月21日 20時

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