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煉獄「俺は、一人の男として、東雲Aの事を好いている!この気持ちに気づいたのはAが倒れてしまった後だったが、俺はきっと、もっと前から東雲Aという一人の女を好いていたのだと思う。

………今すぐに返事をくれとは言わない。だが、どうか、姉弟としてではなく、一人の男と女として俺との未来を考えて欲しい………と、思っている。」

始めは勢いよく話していたけどだんだんと勢いを無くし、最後の方では顔だけじゃなく耳や首まで真っ赤にしていた。

杏寿郎は普段はキリッとしている眉を下げて、でも目にはしっかりと意思を込めてこちらを見ている。

……私は、今さら告白されたくらいで恥ずかしがるほど初心じゃないと思ってた。だけど、こんな風に真剣に告白されると、さすがに少しは恥ずかしくなるらしい。

つまり何が言いたいかというと、きっと今の私の顔は酷く情けないことになってるんだろうなってこと。

煉獄「………よもやそんな反応をされると、少しは期待していいのかと思ってしまうな。」

そんなことを言いながらこちらに近寄ってくる杏寿郎。

二人の距離が段々と近くなり、杏寿郎の手が私の顔に触れるその瞬間───




千寿郎「兄上、Aさん!皆でかるたをしましょうっ!!」



──スパーンッ!と障子戸を開いて千寿郎が飛び出してきた。



煉獄「…………。」

………うん、とりあえず戸が開いた瞬間に手を引っ込めたのは偉いけど、そのハイライトが無い虚無顔で千寿郎(乱入者)を見つめるのはやめようか。

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季生(プロフ) - 零さん» ありがとうございます!!これからも頑張りますね!! (2019年12月7日 17時) (レス) id: bf68da9b36 (このIDを非表示/違反報告)
- いつも見てます!(作品を) 面白いので、これからも頑張って下さい! 更新待ってます! (2019年12月6日 21時) (レス) id: 0a249ceab0 (このIDを非表示/違反報告)
季生(プロフ) - うぇいさん» ありがとうございます…!!! (2019年12月6日 19時) (レス) id: bf68da9b36 (このIDを非表示/違反報告)
うぇい - す・き☆(・∀・)♭ (2019年12月5日 15時) (レス) id: 55820afc03 (このIDを非表示/違反報告)
季生(プロフ) - 白豹さん» ありがとうございます!受験は一応一段落してあとは課題のみなので、地道に更新がんばりますね! (2019年12月5日 12時) (レス) id: bf68da9b36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:季生 | 作成日時:2019年11月9日 14時

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