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身支度を整え、無一郎に用意してもらった菓子折りを荷物と共に鞄に詰める。
竹刀袋に入れた刀と風呂敷に包んだ二種類の隊服と黒の狐面も手に持って一言──
『……いや、多いな。』
煉獄「うむ、かなりの量だな!」
有一郎「そんなに持てないでしょ。」
無一郎「なんでそんなに多いの?」
そう、自分で準備した荷物の量がかなり多いのだ。自分でもびっくり。
どれくらいかって言うと、誰が見ても車移動を推奨するレベルの多さ。普通の人が持って歩ける量じゃない。
なぜこんなことになったかと言えば、″これから他の人の家を転々とすることになったから″の一言だ。
暫くは自分の屋敷に戻れない以上、何着かの着替えは必須だ。それに日用品や各家に持っていくための菓子折りなどの諸々を加えた時点で、既に一人で持つのがギリギリ………いや、正直に言えばこの時点で持って歩くことができる量を越えている。
そして私の荷物はそれだけに留まらない。刀と普段用と男装用の隊服に加えて、暗器や自家製の毒と薬などの鬼殺隊として動くときに必要な物一式を揃えてある。
鬼殺隊一式は休暇中だからいらないんじゃ?って言われるかもしれないけど、万が一緊急の任務が入ったりした場合のためにも置いていけない。
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季生(プロフ) - 零さん» ありがとうございます!!これからも頑張りますね!! (2019年12月7日 17時) (レス) id: bf68da9b36 (このIDを非表示/違反報告)
零 - いつも見てます!(作品を) 面白いので、これからも頑張って下さい! 更新待ってます! (2019年12月6日 21時) (レス) id: 0a249ceab0 (このIDを非表示/違反報告)
季生(プロフ) - うぇいさん» ありがとうございます…!!! (2019年12月6日 19時) (レス) id: bf68da9b36 (このIDを非表示/違反報告)
うぇい - す・き☆(・∀・)♭ (2019年12月5日 15時) (レス) id: 55820afc03 (このIDを非表示/違反報告)
季生(プロフ) - 白豹さん» ありがとうございます!受験は一応一段落してあとは課題のみなので、地道に更新がんばりますね! (2019年12月5日 12時) (レス) id: bf68da9b36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:季生 | 作成日時:2019年11月9日 14時