【鬼滅の刃】前世は暗殺者、今世は鬼狩り 其の弐

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お館様「────ふふっ、しのぶは随分とAになついたみたいだね。」

あの後結局私が折れて、さすがに敬語は外さないけど娘のように(娘のようにってなんだ)接することになった。

そしてお館様が皆と話したこと、あったことなど聞かせてほしいと言ったから、目が覚めてからの話をした。

『なついてくれたのはいいんですけどねぇ……。

有一郎と無一郎としのぶが、なぜか宇髄と不死川に対してだけ毒舌っていうか、警戒してるっていうか……………。皆いい子ばかりだし、仲良くしてもらいたいんですけどね。』

お館様「うーん………きっと、皆Aのことが大切なんだね。」







あまね「お館様、そろそろAさんが任務に向かう時間です。」

お館様「おや、もうそんな時間かい。

………A、久しぶりの任務だ。怪我がないよう、十分に気を付けて行くんだよ。」

三ヶ月寝込む大怪我をしたあとに言われたら笑えねぇ………。

『はい、気を付けます………。』







──────そして産屋敷邸を出て任務に向かう途中、

煉獄「っ、待ってくれ！」

『…………え。』

煉獄杏寿郎に引き留められた(つかまった)訳である。

そして冒頭に戻る─────


＊＊＊＊＊
大正コソコソ噂話

Aの格好は性別がバレたから、昔のようにスカートとタイツに戻った。

髪はハーフアップのお団子に変更。お団子に挿してる簪は胡蝶姉妹が選んだもの。

男装する必要がなくなって隊服どうしようってなったとき、本人は″別にどっちでも………″って感じだったけど、カナエが″スカートにしましょう！″って感じで着せた。

黒い狐面はまだつけてる(煉獄さんにバレないように)

カナエ「Aはすごく綺麗な顔をしているから、スカートが似合うと思ったの！」

カナエはAが同性で更に仲良くなったから呼び捨てにするようになった。

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