【鬼滅の刃】前世は暗殺者、今世は鬼狩り 其の弐

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しのぶ「不死川さんっ！声が外まで響いてましたけど何事です、………か……………………っ！？」

やっぱりさっきの不死川の″お萩″はやっぱり外まで響いていたらしい。

まぁあんだけ大声で叫んでたもんね。そりゃ聞こえるわ。

そしてしのぶも不死川と同じように、私を見た瞬間固まった。

さっきから二人して私の顔見たら固まるんだけど、なにかついてる……？

『………しのぶ、カナエは無事？』

とりあえず起きてから一番気になってたことを聞く。

………不死川の登場に驚いてて少しの間頭から抜けてたのは気にしないで()

しのぶ「っ、Aさん………！！」

『わっ…………っと、』

私が質問した次の瞬間、しのぶは不死川を押し退けて思い切り抱きついてきた。

しのぶ「っ、Aさん、よかった。目が、覚めた…………っ！」

しのぶが絞り出すように出したその声は、震えていた。

よかった、と何度も繰り返しながらもう離さないとばかりに私の服を掴んでいるしのぶの姿を見て、最悪の可能性が頭をよぎる。

『………不死川、カナエは、』

不死川「……怪我したひと月後には復帰して、今は任務に行ってる。」

『………そっか、ちゃんと生きてるんだね。』

よかったと安心して、ふと気になったことがひとつ。

カナエが復帰したのがあの戦いのひと月後なら…………

『私が倒れてからどれくらい経ってんの……………？』

不死川「………今日で手前ェが倒れてから、三ヶ月と少しだ。」


……………………………………ま じ で す か

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