【鬼滅の刃】前世は暗殺者、今世は鬼狩り

閑話　事故と不思議な力 ページ46

時間軸は次章の少し前です

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宇髄「………………本当に、すまなかった。」

『………別に、宇髄だったからいいよ。きみのことは信用してるからね。

…………他の隊員だったら記憶なくなるまでタコ殴りにしてたかもだけど。』

宇髄「…………………(汗)。」





事の顛末は少し前に遡る────

私はその日最後の単独任務の最中、少し疲れていたせいか鬼の攻撃に反応が遅れて上半身に少しだけ傷を負ってしまったのだ。

性別を隠しているため、手当てなどで他人に見せた場合私が女だということがバレてしまう可能性がでてくる。

そこで私は、自分で怪我の処置をするために近くの藤の花の家紋の家で部屋を借りて処置をしていたのだが……………

宇髄「Aっ！ここにいると聞いたんだ、が……………………？」

スパン！と戸を開けて入って来たのは、恐らくこの辺りで任務があり、この藤の家を利用していたところ、私がここに来ていることを聞いた宇髄。

そして、その部屋には上半身の(････)怪我の処置をしていたA。

つまり、何が言いたいのかというと………




宇髄「胸……………？…………っ！？」

『………………。』


そう。私は現在、上半身裸である。



そして話は冒頭に戻る─────

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