【オリジナル】アースラルジュ８ (ページ8)

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第３４０話　情報を！ページ8

一通り、今ここに居るメンバーに
シーナで何が起こっていたのかを話した

時雨「なるほどな…種族の力が使えるブレスレットを
科学者たちが持っているってことか…
でも急すぎるんじゃないか？」

シノ「うん、それは思った
今まで種族が暴走したことはない
あったとしても小規模だもの…
こんな大々的に、複数人で行うなんて組織的だ」

タミル「科学者が持っているのも気がかりだよね
開発したのかな…？
それなら、その資料があるはずだよ」

シノ「それだ！
A！そして、久しぶりチェン！
早速だけど、二人とも！
その資料を手に入れるのだぁ！」

あ「そうしたいけど、出所も在りかもわからないのに
どうやって探せと…」

チェン「ごもっともだな…
とりあえず、そのプレスレットをくれた人に会うべきじゃないか？」

あ「…天使族のアンゲルとピット族のスピリトだね
二人がどこにいるのか見当つかないんだよね…
なんせ広すぎるからね…この世界」

シノ「まぁ東の方が広いからね…
プロメタとアスラルを隔ててた黒い壁があったところまで
２日３日で着くからね…ユーバは西に近い中心街だし…」

ヤヨイ「それなら、情報屋じゃないのか？
この手の情報は銀朱に聞いたほうがいい」

あ「そうだね…今度聞いてみるよ
チェン、私達今更だけど、ギルドを建てたんだ
依頼とかいっぱいで私これからそれらを受けなきゃいけないんだけど…」

チェン「ふーん…じゃあそのギルドに入れてくれ
そしたら、俺でも依頼受けれれば力になれるだろ？」

シノ「はぁ…イケメンか」

タミル「ため息ついてどうしたの、シノ…」

シノ「…イケメンって罪深いよね」

タミル「なっ何言ってんのこの人…」

シノの戯言は放置で…
チェンはギルドに入ってくれた
また人数が増えてうれしい限りだ

溜まっていた依頼をこなして
研究所に顔を出すと銀朱が優雅に紅茶を飲んでいた

あ「おっ、銀朱
ちょうどよかった、頼みたいことがあるの」

銀朱「…お主起きてたのか…
一言ぐらい連絡版に書いておけ
なんのために立てたと思ってるんだ…」

あ「あぁ、ごめん…
調べてほしい…いや、教えてほしいことがあるの！
天使族のことなんだけど…」

銀朱「おっ、いいタイミングで聞いてきたな
ちょうどその天使族についてのことだ」

あ「本当？」

銀朱「まぁここ最近、澄み山の近くで天使族が目撃されてる
まぁ食料に日常品、大きなカバンを持っていたそうだ」