【オリジナル】アースラルジュ８ (ページ7)

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第３３９話　恩人のためにページ7

あ「白虎って、普通だね…
もうちょっと玄武みたいな口調かと…」

白虎「あの老人たちと一緒にしないでほしいね、僕はこれでも若いんだから」

玄武「100しか、違わないのに若いとは…」

白虎「黙ってくれない…？」

ナユタ「どうする？これから」

チェン「好きなだけここに居ていいぞ
泊まり先もお望みなら考えるけど…」

あ「ううん、疑問に思うことあるし
今日は一回帰るよ
ごめんね、今度はもう少しゆっくり観光するよ」

ナユタ「んじゃ、またな！チェン！」

チェン「…あぁ」

チェンは階段を下りて帰る
二人の姿を後ろから見ていた
自分の横から師匠が出てくると
お前は行かないのかと聞いてきた
俺はここで国の治安を守らないとと答えた
守る奴なんかいくらでもいる…
様は恩人のために何かしたらどうだと言ってる

チェン「…へ？」

シェン「恩人の力になりたいとは思わないのか」

チェン「…いいのか、師匠」

シェン「お前より腕が経つ奴なんかいっぱいいる
それに、お前がいれば彼女らも心強いんじゃないか？
それぐらい、俺は認めているつもりだがな
勝手にしろ」

チェン「…っ！ A！ナユタ
俺も行く！師匠、行ってくる！」

シェン「…あぁ
(俺の弟子、俺の甥を任せたぞ
変わった力を持つ少女よ)」

シーナから戻り、ユーバに帰ってきた
研究所は今日の業務を終えていた
ギルドも小休憩に真っ最中だった
研究所メンバーは疲れ切っていた…

シノ「…死ぬ」

タミル「人を雇ったとはいえまだまだ足りないのって…」

ヤヨイ「アハハ笑もう無理だ俺ー！」

あ「お疲れー」

シノ「ありゃ！？ A！？」

あ「…驚かせてごめん…」

？「A！」

あ「わっ…！あっ、エレイン！」

エレイン「僕のこと覚えててくれてよかった！
人の姿だから忘れちゃったかと…！」

あ「…変わっているの？」

エレイン「ううん、スクリッドは外してもらった
僕は猫灯族のただの人間に戻ったんだ」

あ「そっか…スクリッドの姿でも可愛かったんだけどねぇ…」

エレイン「もう！僕は人間なんだよ！」

？「あ？エレインか」

エレイン「おや、青髪のボサボサちゃんじゃないか
仕事お疲れっすー」

時雨「喧嘩売ってんのかてめぇ…」

エレイン「僕に敵うとでも…？」

猫灯族VSラルク族…なんとも怖い
それよりも、今知りたいのはっ！
ブレスレットのことだ