【オリジナル】アースラルジュ８ (ページ42)

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第３７４話　ギルドへ二人ページ42

銀朱「よいしょっと…」

アルマ「…」

銀朱「…アルマ、どうした？」

アルマ「…銀朱さん、僕、村に戻ろうと思います
力がつかなくても、できることを探します
銀朱さんみたいに、ほかの人達みたいに
力を使わなくてもできることがあるってわかりましたから…」

銀朱「…アルマ、うちに来るか？」

アルマ「え？」

時雨「なんだなんだ、勧誘か？」

銀朱「まぁそんなところだ
情報屋は３人だけじゃ回らないことが多くなってきてな」

キット「アルマ、君何歳なの？
僕と同じくらいに見えるんだけど…」

あ「っていうか、キットは何歳なの…？
前に言ってたっけ？」

キット「言ってない気がする
でも、僕は１４歳だよ」

アルマ「あっ、僕と同じだ」

銀朱「なんだ、キット
お前は１５歳と言ってなかったか？」

キット「仕事上ではね！
１４歳じゃ、通れない所もあるでしょ」

あ「にしては言動がこどｍキット「なんか言った？お姉さん？」
イイエ、ナニモ」

アルマはうちのギルドに入るとともに
情報屋としてやることになった
そして、黄昏族からも、新たに一人…

アルマ「あっ、君はさっきの！」

？「…黄昏族のユウナ
私もギルドに入らせて」

時雨「お前、さっきまで悪さしてたじゃねぇか
それに…」

あ「いいよ、歓迎する」

時雨「おい！ A
お人よしすぎるんだよお前は！」

あ「まぁまぁ…ユウナ
君は戦える？」

ユウナ「…いいえ、私は非戦闘員
影を使えば戦えますが好まないです
遠くへ行くのも嫌です」

時雨「随分とわがままだなおい…」

キット「じゃあ、情報屋はどうよ！」

ユウナ「それも嫌です」

キット「ﾋﾟｷｯ)Aさん、本当に入れる気？
この子何にもやろうとしないけど…？」

私は少し困った顔になり、彼女に聞いた
君は何がしたいの？と
そしたら、ギルドで依頼を受けるんでしょ？
なら、その受付をやりたい
彼女の目にははっきりとその意思があった
そして、はっきりとしたいことを口に出した
きっと変わったんだ
この事があってから…昔の彼女にはきっとこう言えなかった

あ「…分かった！じゃあ受付
お願いできる？」

時雨「こんな無口な奴を立たせていいのかよ…」

キット「そうだよ！」

あ「ユウナはきちんとしゃべれるよ、ね？」

ユウナ「もちろんです、敬語もきちんと」

「ユウナちゃん、きちんとしてるから平気！」
「ユウナちゃん、ギルド入っても来るでしょ？」