【オリジナル】アースラルジュ８ (ページ33)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:2,640 hit

第３６５話　発射～！ページ33

そこに追手が来た
オレンジの服を来た少年たちは影から銃を出して構える

ユティ「ふふん、ここでユティの力を見せてやろう
十尾であり、五元族である私を舐めるなよ！」

後ろから狐の尻尾が十尾…
生み出された火の玉は赤や黒などの色が様々だ
それを一転に集めると箱が現れた
黒色の箱をユティは頭の上に置いて構えると
発射～！と言って、虹色に輝くレーザーを打ち出したのだった

もちろん、その目の前の光景に唖然とするAと時雨

時雨「…！？
って、ちょーとまてぇ！
何してくれちゃってんの？
いや、何してんだよっ！！？」

ユティ「安心せぇ、殺してない」

あ「…まさか、目の前でレーザー出されるとは思ってなかった…」

ユティ「ほらほら、死んどらん！
死んでなきゃセーフだ！」

時雨「セーフじゃねぇよ！」

オレンジの服を着た少年たちはその中からゆらゆらと起き上がると
慌てて後ろへと走って消えてった
私たちはどこかにいるはずの銀朱とアルマを探すことに…

時雨「にしても、ユティなんでお前はAの影に？」

ユティ「面白そうだからだ
あと、お前らの敵になる奴が関わってる」

時雨「またか…敵って今度はブレスレットを持ってる
科学者たちのことか？」

ユティ「それは操られてる奴らにすぎん
上にいるんだよ、もっと危ない奴らがな…」

時雨「それってなんだよ…」

ユティ「しっ…A」

あ「うん、声がする
この地下からだ」

・

銀朱「どこだ！アルマ！！」

牢屋がある部屋を駆け抜けていく銀朱
助けてと乞う者たちには目もくれずに
ただ一人を探して走っていた

銀朱「…！アルマ！」

アルマ「…！銀朱…さん…？
夢じゃ…ないよね？」

銀朱「良かった、無事だったか
待ってろ、今あけてやる」

アルマ「っ、待って銀朱さん
牢には電流が流れてる」

銀朱「っ、そうだったな…こういう物には何かついている…」

アルマ「銀朱さん、僕のためにここまで来たんですね
冷静さがないですもん」

銀朱「…あはは…俺と一緒に助けに来てくれた奴にも言われた
それで怒られてしまった…」

アルマ「ほかにも…？」

銀朱「さて、超えrを解除するものはどこにあるかな…」

？「解除する必要はない、俺が始末するからな」

声がしたほうに目だけを動かす
手元もそれでぴたりと止まった
そして、銀朱は体ごと向き合った
和服姿で金髪、長髪の男だ
後ろに尻尾が見える…狐族か…？