【オリジナル】アースラルジュ８ (ページ21)

今日:34 hit、昨日:3 hit、合計:2,669 hit

第３５３話　プロメタの機械屋とページ21

琥珀「私の中に種族が…？
いつの間に…」

あ「じゃあ飲むべき人が増えたね」

時雨「世界のどこかに雪碧族の灯と
狼族の誰かさんが戻ったってことだな…」

シノ「まぁそういうことさ
ヤヨイ、ついでにほかの人もチェックして」

呉羽「その物は何ですか？」

シノ「透映データ、相手をこれで見ることで
種族が埋め込まれていないかのチェックと
種族と自分を数値化してみたのさ」

琥珀「そういうのってさ、もっとはじめてに作るものじゃない？」

シノ「…そう思うでしょ…
でも、これはプロメタの技術が含まれてる
君たち知ってるかな…マックスっていうおじいさんなんだけど」

時雨「うわ、知ってるも何も俺の知り合いだ」

あ「かつてとんでもないやつ作って救われたけどね…」

それは過去にさかのぼる
まだプロメタ中を歩き、エレメントを探していた時の事
敵側であったローリエの記憶を消そうと
力を借りたのが、当時街の中で機械屋を営んでいたのがマックス
妙なものを多く作り出していた変な人だったが
腕は確かであり、記憶制御装置というものを発明
ローリエに使ったことでローリエは自身の記憶をさっぱりと消したのだった

シノ「マックスさんとの共同開発！
これのおかげで埋められてるかを判断できるんだからすごいよね」

時雨「腕だけはすごいんだよな…マックスのじいさんは…」

あ「あはは…その数値ってどうみるの？」

シノ「数字が高ければ高いほど
中の種族と混ざりあってる証拠
これが１００になればクロウとトーマのように
もう引きはがせなくもなるし、中の人の存在も消える
６５に関してはまぁまぁ急いだほうがいい感じかな…
逆に０だと埋められてる種族がないってこと」

タミル「現在はそこに、種族の特定
中の種族と対話できるようにする機能を追加できるよう
種解の薬と共に調べてるよ」

シノ「さて、お披露目会は終わり！
仕事に戻ってー！」

シノの言葉と共に解散となった…
私たちはまた新たな事に
巻き込まれることになろうとは思ってもいなかった
始まりは……

？「なにを見てるんですか？銀朱さん」

銀朱「なに、昔の写真だよ
元気にしてるかね……アルマは…」