検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:2,876 hit

第314話 包む渦 ページ30

銀朱「ほう…こいつが夜泉子のリクか」


朽葉「銀朱さんいつの間に…」


銀朱「下がっておれ、朽葉」


リク「…俺を倒すために剣?
ウミは俺に勝てるだの…
馬鹿かお前ら、俺にかなうわけないだろ!」




黒い魔力を全身からあふれさせる
それはやがて外にもあふれ出し、ユーバを包んでいった
止めようと弓を取り出して、矢を放つ
時雨も、すかさず、剣を出して切りかかったが
すり抜けてしまった




リク「俺に効く訳ねぇだろ」


?「じゃあこれなら効く!?」


リク「!?」



リクの後ろから光が見えるとリクは避けたが
腕をかすめた
後ろからは虹の剣を持った琥珀がいた
腕をかすめたリクはくるりと回って腕を抑える




リク「チッ! あんとき俺が刺したやつ…
生きてやがったか…!」


琥珀「簡単に死んでたまるもんですか
それより…効くわけないんじゃなかったっけ?
腕、血出てるけど…」


リク「生意気言いやがって!」


?「『リンク』」


リク「ぐっ!」


あ「! 誰…」


?「久しぶり、メントは役に立ったかい?」


シブキ「あっ! お前竜戦族の街の付近で会ったやつ」


オレン「オレンだよ
ユーバが突然黒い渦に巻き込まれてね…
不審に思わずにいられなかった」


呉羽「外からはもう町は黒い渦状態だと…?」


オレン「あぁ、ほかの街はユーバが黒い渦に巻き込まれたって騒いでる」




ユーバを包んだ黒い渦
ほかの街が不安と恐怖を浮かべていた
中心街であってアースラルジュの中心であるこの街が
黒い渦に包まれたとなると相当なことだ




あ「リク、今すぐ止めて」


オレン「今彼は僕とリンクしてる
君に前にやったようにね
さて、色々見させてもらおうか」


シノ「嘘…共繋族!?
幼子だと思ってた…」


オレン「うんうん、間違ってないよ
幼子だけど、範囲が違う
子供でもあれば僕みたいに大人もいる
子供が多いとされてるのは
成長しないからかな?」


あ「あれ…でも、オレンは…」


オレン「成長しないも間違ってるね
ごめんよ、一定の期間で成長が止まるんだ
そこから何年も生きる
さて、僕の話はここまでだ
どうやら、リンクは長くは持たないみたいだ……!」


リク「っ! がはっ…動けた…!
俺に何した!」


オレン「感覚、感情をリンクさせた
でも、謎だ
君、ここまで派手にやっておいて
その感情はなんなんだい?
憎しみの他に悲しみがある」


リク「…黙れ…」

第315話 時間がない→←第313話 騒がしさは平和の証だった



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , 桜音羽 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桜音羽 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年10月3日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。