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第297話 モッシュ・ソラナベル ページ13

あ「…えーと…モッシュ
君は機械だよね…」


モッシュ「あぁ! 機械族だ」


あ「機械族ってもっとこう、部分的に機械だとか
人間の面影は残ってるものかと思っていたんだけど」


モッシュ「それは機械族だが、種類が違う」


あ「種類?」


モッシュ「人間の面影、部分的に機械の奴はAタイプ
僕みたいな全身機械で、機械だけで構成されているものをBタイプと呼ぶ」


あ「へぇ…それで、空に帰りたいと言うのはどういうこと?
君はこの地上に住んでいる機械ではないの?」


モッシュ「僕は空から来たんだ
ある目的を達成するためにな
しかし、それももう終わった!
お前を見つけたからな! 特別な魔力を持った者よ!」


あ「…それはどういう意味…?」


モッシュ「人間…ではないだろ?
ほかの奴とは違う魔力を感じる
神秘的な感じだ!
まるで神様のような!」




それを言われた瞬間にドキッとする
こういわれる前に特別な魔力と言われた時にはもう気付いていた
私が元々は神様であるから特別な魔力であり
ほかの人とも違うと分かるからだ
機械が感じるものは人間とは違う
だから尚更、分かりやすいのかもしれない…




あ「そっか…わかった、でもなんでそんな人を探しているの?」


モッシュ「急いで帰らなくてはいけないんだ!
空が大変なんだ!」


あ「空が大変…?」




彼の話は部分的で断片的でわかりづらい物だった
分かりやすく話してと言って話してくれるようなものではなさそうだし
ここは頼りになりそうな人を呼んでくるか…
たとえば、呉羽とか意外と真面目なタミルとか…




?「姫さん! 結構遅いね! 起きるの!」


あ「ビクッ) なっ…!」


?「…ん? 何その機械…
しかもなんで姫さんのベッドの上に……はっ…!
まさかこの機械…気に食わねぇ…!
壊すぞゴラァ!」


あ「落ち着きなさい、シブキ」


シブキ「止めてくれるな、その機械
ベッドの上に乗って姫さんに何するkあ「黙れ」
ひゃい! ごめんなちゃい!」


あ「…はぁ…」


モッシュ「なんなんだ! こいつ!」


あ「ごめん…シブキ、いきなり入ってくるな」


シブキ「寝てるものかと思ってて…
それよりそれなに…」


あ「空から来たんだってさ、モッシュ」


モッシュ「こいつを空に連れてく!」


シブキ「おい、機械
いきなりここに現れて姫さん連れてくってどういうことだオラァ」


モッシュ「僕の頭を掴むな! 人間!」


あ「シブキ、なぜそんなに怒ってるの…?」

第298話 空の街→←第296話 姫さんのおかげ



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作者名:桜音羽 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年10月3日 0時

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