第十一章完 第522話 ここから反撃だ ページ49
あ「協力…」
トーマ「それとライターさん
もう一つ、これは俺たちのギルドでやりたいんだが…」
ライター「ん? なんだね?」
トーマ「聞いたことあるか分からないが
「古代の本」って知ってるか?」
ライター「っ! まさか、調べたのか?
それで、それは本当に実在するものなのか?」
クロウ「…? 何の話だ?」
あ「さぁ?」
トーマ「結論から言って、実在する
場所も特定済みだ」
ライター「おぉ…!
そうか…いや、この場で言わなくていいぞ
それは君たちの中で共有してくれ
古代の本に関しては任せよう
それがあればさらに種族に関することが分かるかもしれないな
さて、集まってもらってすまないね
話をしようか」
ライターさんが言うには
物資のほかにも種族間との協力関係を結ぶことを話した
ここには多くの種族がいる
上手くいけば多くの協力関係が結べるだろう…
ブレジレスも、モルゲンボイスも
そのほかにもギルドは多くいる
問題は…
あ「…トーマ、あとで詳しく聞かせてね
その古代の本ってやら」
トーマ「あぁ、雅司さんと旅をした中で見つけた情報だ
あとで皆に話す」
こうして、私たちは再び前を向いて歩き始めた
当面の目標も決まり
必ずユーバを取り戻してみせる!!
絶対に…仲間をもう失いたくないから…
琥珀「あれ〜?」
あ「ん? どうかした?」
タミル「あっ、もしかしてシブキとタツミ探してる?」
琥珀「うんうん!
いつもなら近くにいるはずなんだけど
朝起きた後見てないから
おかしいなって」
時雨「あんなことがあってから騒ぐことはしないが…
妙に人が少ないと思っていたのはそれか
タミル、何か知ってるのか?」
タミル「置手紙があったんだよ
しばらく旅に出るってさ」
あ「え…」
タミル「やっぱ…思い詰めることあったんじゃない?
あれはシブキの字だったけど
タツミも見かけてないから…追いかけていったんだと思う」
あ「…シブキ…」
――…A、俺もあんたが好きだ――
あ「…シブキは変わろうとしてた…
それに、ユーバを絶対取り戻そうって約束したんだ
待ってようよ、皆で」
シノ「…そうだね
トーマみたいに痩せるかもね!」
トーマ「なんであいつまで…
言っとくがシノ、俺は痩せようと思って旅に出たわけじゃないからな!」
シノ「え〜? ほんt「殴るぞ」
そして、物語は続いていく……
さぁ、これから反撃だ…!!
第十一章 完
※いつものと思いますがちょっと違う→←第521話 ライターの話
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