第497話 毒、毒、毒 ページ24
あ「…はぁ…はぁ…」
時雨「…くそっ何かないのか?
毒をのける方法は!」
銀朱「種族の力でも触れれば毒…
有効な手段なんて今のところないな」
クロウ「それならキリがねぇ!」
エアリーズ「そーれ! 毒まみれになりなさい!」
琥珀「わっ!!」
サルタン「っしまっ!」
琥珀とサルタンが毒を浴びてしまった
二人は膝をつくと倒れてしまう…
あ「琥珀! サルタン!」
ノーブル「サルタン!
大丈夫ですか!」
エレイン「っとと…!
琥珀、しっかりして!」
気を取られててエアリーズがいない…
どこにと周りを見渡した時
後ろから声がする
油断はしてはいけないですよ〜と
あ「っ!」
エアリーズ「貴方も毒を食らってください
貴方が一番厄介そうですから…」
?「A!!」
ドンっと誰かに横から押される
毒の刃を食らいそうになったが、誰かが庇ってくれた
誰…?
?「ぐあ…!」
エアリーズ「んん、外してしまいましたか…」
あ「…ナユタ…! ナユタ!!」
ナユタ「…よか…った…無事で」
あ「なんで庇ったの…!
私の事なんて…」
ナユタ「違う…違うって…
Aは希望だよ
あいつらに勝てるかもしれない気がするんだ」
あ「だからって…」
時雨「っ! よけろ! A!」
あ「っまた!」
エアリーズ「えぇえぇ…邪魔なんです
貴方、人間…ですよね?
私の勘ですが、貴方を残しておくと
のちのち、嫌な予感がするので…
迷惑なことが起きる前に消しておきたいんですよ!」
キンッ!
クロウ「何やってんだ!
避けるなりなんなりしろ!」
あ「クロウ…でも、ナユタが…」
クロウ「…あぁ、分かってる
ほれ 解毒薬だ
シノから頂戴しておいた」
あ「! ありがとう!
ナユタ、これ飲んで…!」
クロウ「! …お前ら、Aが怖いか」
エアリーズ「…なんですって…?」
クロウ「予想外の事が起きることが
何よりも怖いのかって聞いてんだっ!!」
クロウは毒の刃を弾き飛ばすと短剣で着ぐるみの腹の部分を切った
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