検索窓
今日:12 hit、昨日:3 hit、合計:1,014 hit

第495話 目覚める者 ページ22

トーマ「呉羽に…シブキ…
ん? なんだか多く足りねぇな?
どこに行ったんだ?」


雅司「研究所の中も無事そうだ
それで、シノ、君たちはこれからどうするんだい?」


タミル「地下通路を通って街の人たちを
町はずれの廃村に避難させようと」


雅司「なるほど、地下の通路は繋がってる…
しかし、地下の通路を通るものはいない
ユーバの政府が通行を禁止にしていた
さて…塞がれていなければいいんだが…」


タミル「! 塞がれていたら通れない…」


トーマ「…ん? おい、シノ
やけに静かだn……っ!?」




トーマがやけに静かだったシノに気づいて
見てみたところ、シノは泣いていた
ギョッとしたトーマは慌てたように
何で泣いてんだ馬鹿! どうしたんだよ!と




シノ「…なんか…こんなこと言う場合じゃないってわかってるけど
やっと昔のメンバーが揃ったなぁって」


トーマ「…はぁ…遅くなって悪かったな」




シノの頭を安心させるかのようにポンッと手を置いた
するとシノは、笑みを浮かべると
頬を気合の射れるかのように叩いた




シノ「よし! 二人ともおかえり!
早速で悪いけど!
どちらか、に分かれて欲しい
誘導するものと、通路の確保」


トーマ「おい、あとのメンバーはどうした」


シノ「Aたちはタワーの脱却に向かってる
戦闘できるメンバーはほぼそっちにいった」


トーマ「なら、誘導も敵が来ると仮定した方がいい
俺が誘導に回る
天道さん。そっちお願いできますか」


雅司「あぁ、任せてくれ
さて、タミルと…」


モッシュ「モッシュだ! 機械族!」


雅司「うん、頼もしいね
さて、行こうか!」


呉羽「トーマと天道さん
正直、心強いです
Aたちも無事だといいんですが…」


トーマ「あのタワーの色、普通じゃない
何しようとしてるんだろうな…
良くないことは明白だ」


呉羽「えぇ…」













?「……っ…やられた…」




一人の少女が雨の中倒れた体を起こした
雨に濡れて前髪が濡れて、顔の表情がうかがえない…




?「…足止め…行かなくては…
いや…あいつを…ブツブツ」




何かを呟きながら
中央のタワーを目指して歩き始めた
まだ倒れて意識を失っている仲間を置いて…














サジテール「…これでいいでしょう
さぁ! 私の世界を!!」




ドカーン!!と大きな音が鳴り響く
それはタワーの方からで
赤い靄が姿を変えていき、やがては大きな煙の巨人へと姿を変えた




あ「…何…あれ…」

第496話 変わる、消える→←第494話 通路確保組



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:音ちゃ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年9月16日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。