第485話 砂の出会い ページ12
シブキ「……」
あ「ぁー…うん…
で、これからどう動く?」
クロウ「…まぁまず…外の状況だが…」
建物の中にいたギルドメンバ―に状況を伝えた
伝え終わった時、地下に繋がっているマンホールから音がする…
あ「…待ってシノ、警戒すべき」
シノ「…そうだね!」
ヤヨイ「デファンス借りるぜ」
ヤヨイがシブキの手からデファンスを掴み取ると
マンホールの前をデファンスで囲った
これでマンホールから飛び出してきて
攻撃を仕掛けてくることはないだろう
あ「…ヤヨイ、それで後ろ守っててね
私はこれを開けてみるから…」
警戒に越したことはない
何にせよ、今町は襲われてるんだから…
ゆっくりとマンホールを開けてみた…
あ「…っ…琥珀…!」
琥珀「おー! よかった!
Aも無事だったんだね!
ホークもいる!」
シノ「琥珀ー! よかったぁ…」
琥珀「わわ、シノ!
それにみんなも無事そうで!
でも、あれ? 情報屋は?」
あ「彼らなら外で情報を集めてるはず」
琥珀「そっか! あ!
忘れてた! 上がってきていいよ!
えっとね、彼はサルタン!
レーゲンルートに入ってるっていうんだけど…
Aは知り合い?」
あ「サルタン!?」
サルタン「おっ!? 久しぶり!
Aとクロウ!」
クロウ「砂蛇族のお前が…なんでユーバにいるんだ!」
ノーブル「つい先日に村を出まして
ユーバレンヴィル目指してここまで来たのです
お久しぶりですA、クロウ」
クロウ「お前は確か、でっかい蛇だった奴」
あ「ノーブル…でも…その姿…
どう見ても人間じゃ…」
ノーブル「魔道具の一種です
姿を変えることができます」
シブキ「! それって、前にオレンからもらった
メントじゃない!?」
ノーブル「おや、お持ちでしたか…ふとましい方」
シノ「素直にデブって言ってどうぞ」
サルタン「なぁなぁ、一体全体どーなってるわけ!?
俺たち、ここにきて突然変なやつらに追われてさー…」
ノーブル「下水道があることに気づいてそこから別の所に出れないか
彷徨っていたところ、同じギルドの琥珀さんと会いました」
琥珀「なぁんだ! 悪い人たちじゃなくてよかった!」
呉羽「連れてきた後に思うのは遅いのでは…」
琥珀「けっ結果的に悪い人じゃないならいいじゃんかっ!」
あ「サルタン、ノーブル
…来てくれてありがとう、状況は良くないけど
とても嬉しい」
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