【オリジナル】アースラルジュ１０ (ページ1)

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前回までのあらすじページ1

タミルは陽族であり、住んでいた村を５年前に出ていた
暑い夏の日にやってきたのは陽族のカノンだった
陽族では黒族族からの戦争を仕掛けられていた
ユーバにきて情報を集めようとしたとき
ギルドに黒毒族が入り込んだ
捕えた一名が戦争を受けたと聞くと
カノンとAたちは戦争が起こるカルファ平原に向かった

戦争が始まった時
黒毒族をだましていた敵の一人、エアリーズは
陽族の若長であるピリアーを狙っていた
タミルの父であり、陽族の戦士であるタツは抵抗したが
毒を喰らいそうになった時、タミルが駆け付けた
Aたちのおかげで戦争は収まり
エアリーズとその仲間は撤退していったのだった

冥界…それは死んだ魂が行きつく場所…
ある日、健康だった恋人が死んだ依頼を受けたAたち
原因を探ろうと街に出ると女性が倒れるところを見る
そこであったのは死神族の一人、十八(とばち)だった
十八は指名手配されているAと時雨を見つけると
冥界に連れていくと言い出した
全く身に覚えのない容疑を晴らすため、ヤヨイを連れて
冥界へと向かうのだった

冥界にわたる彼岸でかつて捕らわれた研究所から逃げ出した
彼岸族のイセンと再会を果たす
冥界についた途端、Aたちは
十八の弟、十七(とおな)に牢に入れられてしまった

捕まった後に牢にやってきたのは十八に顔が似た男
ヤヨイに耳打ちで話をするとヤヨイは聞いた瞬間に
走り出してしまったのだった
裁判に連れてこられたAと時雨の前には
この冥界の王である閻魔様がいた
ある予言のせいで捕えられたと知る二人
「冥界を滅ぼす」この予言をしたのは
ウル様という彼岸族の女だった

閻魔は時間をかけて考えたいと
二人を自室に連れていく
そこで多くの魂が取られていることと
魂を入れたカプセルが行方不明なことを聞き、頭を抱えた
次々分かる悪事に、お茶に仕込まれた黒い魔力
犯人は一体ここで何をしようとしてるのだろうか……