闇に灯るわずかな光 (ページ28) - 小説

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翔side

｢どうかしたの？｣

和｢ん〜？さっき廊下でこれ拾ってさ〜｣

と見せてきたのはくしゃくしゃになった祐の進路を書いてる紙…

｢これ…｣

そこには…何度も書いては消したのだろう…所々紙が薄くなって今にも破れそうになってる…

悩んだんだな〜どうしたら…助けられるんだろう…

雅｢この紙が今の心なんだろうね…書いてないんじゃない…書けないんだ…｣

慶｢あ！いた｣

｢どした？｣

慶｢祐が皆を呼んでる…｣

｢分かった…行こか｣

皆が部屋に入っていくと雅と成が祐の隣に座った…

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作者名：美渚 | 作成日時：2017年6月28日 14時