あそこんチのお二人。

＊8＊　あなたside ページ8

・



PM7:00



JJ｢ただいま〜｣



ビクッ



帰って来たぁ…



帰りが遅ければ寝てしまって
ごまかす事も出来たけど



今日は運悪くお早いお帰りで…




おかえりなさいを言う間もなく




JJ｢どうだった？？｣



先制パンチ




私の横に隙間なく座り、
お腹を撫でながら聞いてくる



・



この状況にも関わらず



A｢何が？｣



すっとぼける私の方を見ることもなく
視線はお腹に釘付け



JJ｢あっは！検診に決まってんじゃん｣



A｢…行ってない｣



JJ｢は…？｣



初めて顔をあげ私を見た



・



JJ｢何で？具合悪かった？？｣



A｢違うけど…｣



JJ｢だよね？
今日は夏さんの店に行ってたらしいじゃん
ジュンスがさっき言ってた。｣



恐るべき情報網…



A｢うん…｣



JJ｢…検診の後、寄ったのかと
思ってたけど？｣



A｢忘れてた。｣



JJ｢…は？｣



A｢検診の日…
今日だって忘れてたの…｣


ごまかしても、きっとバレると
腹をくくり正直に言った



・



・



はぁ…



とため息のあと



JJ｢そんな母親っているの？｣



そう言った




・

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