あそこんチのお二人。

＊11＊ ページ11

・



JJ｢もっと他に言い方があった。
ごめんな？｣



頬を撫でる



あまり喜怒哀楽を出さないAは
無言で…



無表情




何を考えているのか
たまに、分からない


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怒っているのか…



悲しんでいるのか…




こんな時、胸が少しドキドキする




早く何か言って欲しい



・



すると、少しの沈黙のあと


A｢私、妊婦なの。｣



そんな分かりきった事を言う



・




JJ｢…ん｣



A｢だから…
今の時期だけ特別扱いして欲しい｣



JJ｢…どういう事？｣



A｢何か失敗しても、
ジェジュンのムカつくことしても…
全部、誉めて許して欲しい｣



？？？？



誉めて許す？？




・



JJ｢…じゃあ、今回は
どうしたら正解だった？｣




少し考えながら



A｢例えば…
‘検診の日を忘れてたけど
　マンションに着くまでに思い出して
　すごいな’とか…｣




JJ｢…とか？(笑)｣




A｢‘検診の日を忘れてたけど
すぐに予約を取り直して偉かったな’
とか…そんな感じ！｣



・



・



JJ｢…あはは！｣




我慢していた笑いが思わず出てしまう



・



出産経験のあるヌナ逹が前に言ってた



妊婦は情緒不安定で
たまに理不尽な事も言うけど
なるべく受け止めてやれって。




他人だったら


は！？ふざけんなってなるとこも…




やっぱりAに惚れてるって
再確認する瞬間だ




JJ｢…そうだな、そうするよ？｣




ぎゅっと抱きしめる



ほら



こんなに無条件に
受け入れちゃうんだから…さ。




・

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