３０ 相談 ページ36
午前中の仕事を終わらし、私は陰陽連の中を歩いています。
理由は簡単。すばる様のお部屋に向かっています。
この前、病院で思ったことについてすばる様に相談しようと思った。
すばる様ならいいアドバイスを貰えそう。
すばる様の部屋にたどり着いたので、扉の前に行き、コンコンと2回ノックする。
すると中で人影が動いた。恐らくすばる様だろう。
ガチャッ
扉が開いた。
す「あら、どないしたんや楓はん。」
ビンゴ。すばる様だった。
楓「すみませんすばる様、少し、相談したいことが…」
事情を説明していると、部屋の中が見えた。
そこには美玖様、桜様、コーデリア様の十二天将の女性陣が椅子に座ってお茶を飲んでいた。
楓「…お邪魔でしたか…？」
す「問題あらへん。今皆でお茶会してたんや。……それで、相談って何なんや？」
と訊いてくるすばる様の目はなぜかキラキラしていた。
楓(…見抜かれてる…？)
今回相談することをなぜか見抜かれているような気がした。
す「まあとりあえず中に入ってや。」
そう言われてすばる様の部屋に通される。
美「どうしたんだ？」
桜「楓殿が相談とは…」
楓「…お茶会中申し訳ありません。」
す「大丈夫やって。ほら、椅子に座りな。」
すばる様に椅子に座ることを勧められたので、ありがたく座らせてもらうことにした。
コ「Ｏ・�機Γ帖Γ� おいで。」
そう言われたのでコーデリア様の隣に座ることにした。
す「それで、どないしたんや？」
私が椅子に座るとすばる様に訊かれたが、言いづらい。
いきなりこんな話を持ち掛けたら驚くだろうな…
美「……鸕宮についてか？」
私の状況が分かったのか、美玖様が訪ねてきた。
そのとたん、私の顔が赤くなったのが分かった。
楓(なぜ美玖様が…！？)
状況が分かってくださったのはありがたいけど、人の心が読めるのですか…？
す「ふふ。楓はんは分かりやすいなぁ。ほんま可愛い。」
すばる様は扇子を口にあてて微笑む。
コ「Ⅽ・Ｕ・Ｔ・Ｅ キュート」
桜「恋ですか…青春ですね。」
いつの間にか話が進められる。
楓「…私は恋とは言ってませんよ？」
す「間違いなく楓はんのは恋やな。そして、楓はんは天馬はんが好きなんや。」
楓(……やっぱり、そうなんですね。)
本当はそうだと思っていた。いや、はっきりとわかっていた。
異性に対して、こんな気持ちになるのは初めてだったから。
だから…分かっていたのかもしれない。
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徒花 - きぁぁぁぁあ！素敵ぃぃぃ！ (2019年3月20日 19時) (
レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
三色団子 - 私も天馬推しですお (2018年9月15日 11時) (レス) id: 6c36e23e0e (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - みたらし団子バカさん» あ、でも作るのが遅くなりそうです。ごめんなさい。 (2018年3月12日 17時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - みたらし団子バカさん» 了解しました！リクエストありがとうございます！『姫と貴人の恋物語 〈参〉』の方に書かせていただきますね。 (2018年3月12日 16時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子バカ - 双星キャラのポッキーゲームが見たいっス(^o^） (2018年3月9日 21時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
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