14 本土から… ページ15
楓side
楓「つっかれた〜」
いきなりすみません。こんなダメな私を見せてしまいましたね。
たった今、巫女の仕事が終わり、疲れてベッドにだいぶしたところです
ちなみに、この家は和の作りになっていますが、普通のベッドと敷布団の両方あります。
楓(今日はすばる様、鈩様、美玖様、桜様…十二天将の皆様と仲良くなれましたかね…)
ちょっとしたことを思っていると、障子が開いた。
そこには蓮花さんが。
蓮「楓様、真琴様からお電話が入りました。」
楓「お父様から!?」
その名を聞いてびっくりしてしまった。
真琴様というのは私の父の名前。
8年前にお母様が亡くなってしまったあと、私とお父様は本土に行った。
16歳になり、私が島に戻るときにはお父様は本土に残った。
楓(電話は掛けるんですね。)
そんなことを思いながら、移動し、電話を代わってもらった。
楓「もしもし、お久しぶりです。お父様。」
電話口に向かって言う。
真琴《久しぶり。楓。って言ってもそんなに経ってないんだけどね。》
男の人の声…お父様の声が聞こえた。
楓「あの、どうしたのですか?いきなり本土から…」
真《いや、大したことじゃないんだけど、少し楓が心配でね…》
楓「私はそこまで子供ではありません。もう16歳ですよ。」
真《だってさ〜君は紬に似てるんだもん。結構大胆な行動に出るところとかさ。
親として心配なんだよ…》
楓「心配してくれているのはありがたいですが、過保護にならないでください。
こっちが心配になります。」
真《あはは、ごめんごめん。そういえば、島の生活は慣れた?有馬にこき使われてない?》
楓「大丈夫ですよ。今日だって、すばる様と鈩様とお茶会したり、
美玖様と桜様と神社で楽しみましたよ。」
真《そっか。楽しそうならよかったよ。安心した。
当主としての仕事もちゃんとやってるみたいだし。》
楓「こちらの事は心配いりません。何の問題もありません。」
真《分かった。ならそっちは任せたよ。島の事と霜菖院家当主、頑張ってね。》
楓「はい!わざわざありがとうございます。」
真《…成長したね。楓(ボソッ)くれぐれも無理はしないように。それじゃ。》
ブチっ ツーツーツー
そこで電話が切れた。お父様の声を数日間聞かないと、こんなにも懐かしく感じるんだ。
改めて、ありがたい存在だなと実感した。
蓮「楓様。明日、鸕宮家との任務を忘れないように。」
楓「分かってますよ。」
と返事をした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
47人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
徒花 - きぁぁぁぁあ!素敵ぃぃぃ! (2019年3月20日 19時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
三色団子 - 私も天馬推しですお (2018年9月15日 11時) (レス) id: 6c36e23e0e (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - みたらし団子バカさん» あ、でも作るのが遅くなりそうです。ごめんなさい。 (2018年3月12日 17時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - みたらし団子バカさん» 了解しました!リクエストありがとうございます!『姫と貴人の恋物語 〈参〉』の方に書かせていただきますね。 (2018年3月12日 16時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子バカ - 双星キャラのポッキーゲームが見たいっス(^o^) (2018年3月9日 21時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ