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『○○〜、○○〜』
電車は駅に到着しました
あなたはそそくさと電車を降ります
そして、比与太も無言のままあなたの後を付いて電車を降りました
改札を出て、自宅へ向かうあなた
比与太も改札を出て、あなたの後ろを歩きます
コツコツコツ・・・
足音が二つ重なる夜道
あなたはイライラしながらも、振り向かずにずんずんと歩いています
比与太はそんなあなたを後ろから見つめながら
必死にあなたと離れないように後を追います
コツコツコツ・・・
あなたのマンションはもうすぐ
でも、後ろから聞こえる比与太であろう足音に
あなたのイライラは限界を迎えました
ピタッ！
あなたは歩みを止めると、くるっと後ろに振り向きます
比与太「っ！」
「いい加減にして」
比与太「Aちゃん」
「あんたの家はこっちじゃないでしょっ！もう着いてこないでっ！」
怖い顔で言うあなたに、比与太は今にも泣きそうな顔で訴えます
比与太「送るって、約束したから」
「誰が約束なんかしたのよっ！私はあんたとなんか何も約束してないっ！」
比与太「っ・・・」
あ、比与太泣きそう。。。
「あんたみたいな獣に送ってもらう方が危ないわよっ！
さっさとあんたの好きなクラブにでも行けばいいっ！」
比与太「俺はもうクラブ遊びやめたって言ったでしょっ！」
「そんなの信じられないわよっ！口では何とでも言えるっつーのっ！」
比与太「嘘じゃないよっ！Aちゃんっ！！信じてよっ！」
「っ！？」
比与太は勢い余って、あなたに近づくと
肩を掴んで必死に誤解を解こうと訴えかけます
しかしあなたは。。。
「私に触らないでっ！！汚らわしいっ！」
比与太「っ・・Aちゃん・・・」
「もう二度と会う事もないわっ！その顔二度と見たくないっ！！
着いてこないでっ！！」
比与太「っ・・・」
あなたはそう言い放つと、走って帰ってしまいました
夜道に一人残された比与太
あなたに言われた言葉が突き刺さり
いつまでもそこを動けませんでした
そして、いつしか零れていく涙
比与太「っ・・っう・・・っく・・・ｯ」
とうとう蹲り、込み上げる悲しみを堪えることが出来なくなってしまいました
”私に触らないでっ！！汚らわしいっ！”
”その顔二度と見たくないっ！！”
その言葉がどんなに比与太には堪えたことか。。。
比与太が初めて自分の行動を心から後悔した瞬間でした
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裕(プロフ) - marisさん» あ。こんなところにマニアの方がいらしたんですね( ´艸｀)次章もよろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 初のオリジナルになります。一応(笑)よろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
maris(プロフ) - やっぱりこのシリーズ好き(≧∇≦) 駆け引きがたまらん！ (2020年2月9日 2時) (レス) id: a4da8c4472 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» って、まだ途中まででしたw 続きを読んできます！o(^o^)oウキウキ♪ (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 裕さま！スマホ初期化して再設定中です！そうですかぁ、タイトルを…直球ですねー(^o^) ぴよた頑張れー！しかし…ヒロインも、、、男子がマジで頑張って、心底頑張ってるって貴重ですよー← (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2020年2月7日 12時
