おやすみ ページ11
比与太｢Aちゃん？｣
｢んー｣
ずっしりと体重がかかってきたことに気がついた比与太
眠くなってきたなら、早くAさんにお風呂に入ってもらわなきゃと
抱き締めた胸のなかに居るAさんに声をかけます。
比与太｢お風呂っ！お風呂は？｣
｢んー。比与太が先に入ってきてー｣
一人にしたら直ぐ寝るな、と察した比与太は
Aさんをソファに凭れさせてまた声をかけました。
比与太｢Aちゃん？シャワーしてきちゃいなって！
眠いんでしょ？｣
｢んー。比与太の後にー｣
もうすぐ目蓋は完全に閉じるであろうAさん
仕方なく比与太は先にシャワーに行くことにしました。
比与太｢Aちゃん？俺がシャワー出たらちゃんと入るんだよ？分かった？｣
｢んー。分かったー｣
もう半分は寝ている状態のAさんは、比与太に適当に返事をしていることがモロバレです。
『はぁー』とため息をつきながら立ち上がった比与太は
そのままシャワーに向かいました。
そして数分後
シャワーから出てきた比与太が冷蔵庫からミネラルウォーターを出してリビングに戻ると
ソファに横になって眠っているAさんの姿が。
『やっぱりな』と心の中で呟いた比与太は
Aさんの眠っているソファの下に腰を下ろしました。
胡座をかいてソファに肘をつき
ぐっすりと眠っているAさんを見つめながら水を飲む比与太は
今日あった出来事を思い出すと、クスッと笑いました。
何だかんだと銀次くんの為に動いていたAさん
全て真剣に銀次くんの幸せを願って浜辺さんに必死に頼み込んでいたこと
図書館の外で、少し遠くから浜辺さんへお願いをするAさんの様子を見ていた比与太ですが
頭を下げてまで彼女にお願いをしていた姿に
感動すら覚えていました。
自分も変えて、友達の銀次まで変えたAさんのことを
とても大きく感じると共に、自分より小さなAさんを
いつまでも守りたいと思うのでした。
比与太｢ま、いっか｣
本当はシャワーをさせたかった比与太でしたが
起こすのも可哀相に思い、そっと抱き上げてベッドにAさんを連れていきました。
服のままベッドに寝かせたAさんの隣に
比与太もそっと寄り添うように横になって目を閉じました。
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alexis(プロフ) - 裕さん» 類ともなんでしょうか？？(^^*) (2021年1月27日 23時) (
レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 宜しくお願いします！ (2021年1月26日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ピーちゃん！やったね！高いハードルをまた超えました！！裕さま、こちらでもよろしくお願いいたします！ (2021年1月21日 7時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» ヤーマダ。何気におっちょこちょいキャラw (2021年1月19日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» パイセン、素敵です！……胸もデカいし……て、え？ ヤーマダくん、頑張ってレベルアップ！ (2020年12月30日 0時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2020年6月23日 15時
