検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:41,505 hit

・・・2 ページ2

「銀次くんカッコイイ〜♪」

銀次「ホントッ!?」

『キャッキャッ!』


楽しそうに洋服選びをする二人の横で

なんとも分かりやすく拗ねているヤローが一人。


「これにしようっ!」

銀次「うんっ!」


洋服も決まり、きちんと着直す銀次くんを寝室に置いて

Aさんはリビングに行きソファに座りました。

すると、比与太もプクッと拗ねながらも

あなたの横に腰を下ろしました。


「これで見た目はバッチリよね!比与太ー?」

比与太「ふんっ!」


Aさんが比与太に同意をもとめても、比与太は拗ねたまま。

けれど、あなたにピタッと寄り添うように座っています。


『やきもち?』と、Aさんは隣の比与太の顔に視線を向けると

不機嫌そうに頬を膨らませていました。


めんどくさいけれど、全ては銀次くんの為。

Aさんは比与太に横からぎゅっと抱きつくと、小さな声で言いました。


比与太「っ!?」

「比与太の親友の銀次くんの恋が、上手くいくといいね」

比与太「っ……」

「私、頑張る。図書館の彼女に、きちんと銀次くんの話を聞いてもらえるように伝えるからね。

上手くいったら、比与太?誉めてね」

比与太「Aちゃん……」

「ふふっ(笑)」


胸がきゅぅーっとして痛い程にAさんを愛しく感じた比与太


そんなあなたを見て、自分はこんなことで拗ねて恥ずかしいとさえ思い始めました。


そして、あなたを抱き締め返す比与太


比与太「……ありがとう、Aちゃん。

……今日も泊まってく?」

「ふふふ(笑)うん、泊まってく」

比与太「銀次に邪魔された分、いっぱい愛し合おうね!」

「っぷ(笑)」


簡単に比与太の機嫌も直り、銀次くんも寝室から出てきました。


銀次「比与太?悪いな。借りるよ」

比与太「それ着たからにはちゃんと決めろよ?」

銀次「分かってる。」


そして三人は作戦会議を始めました。


「ねぇ?銀次くんはいつから彼女が好きだったわけ?」

銀次「初めて見たのは一年前。その時『可愛い子だな』って思ったんだよね」

比与太「ずっと片想いしてたの?銀次」

銀次「好きだなって思ったのがここ3ヶ月ぐらいかな。

真面目そうな子だからやめとこうって思ってたんだけど……

比与太とAちゃん見てたら、『頑張ってみようかな』と思って」

比与太「俺とAちゃん?」

銀次「比与太、今まで俺が見たことない顔してたから。Aちゃん見てるとき」

銀次くんにそんな風に言われたことが、二人にはとても嬉しい事でした。

決戦編1→←イメチェン編1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (104 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
153人がお気に入り
設定タグ:アホ妄想 , 比与太 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

alexis(プロフ) - 裕さん» 類ともなんでしょうか??(^^*) (2021年1月27日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - alexisさん» 宜しくお願いします! (2021年1月26日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ピーちゃん!やったね!高いハードルをまた超えました!!裕さま、こちらでもよろしくお願いいたします! (2021年1月21日 7時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - alexisさん» ヤーマダ。何気におっちょこちょいキャラw (2021年1月19日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» パイセン、素敵です!……胸もデカいし……て、え? ヤーマダくん、頑張ってレベルアップ! (2020年12月30日 0時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/  
作成日時:2020年6月23日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。